特許
J-GLOBAL ID:200903049211073386
マルチ・プロセッサ・システムにおける故障プロセッサのデグレード方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-091420
公開番号(公開出願番号):特開平8-263455
出願日: 1995年03月24日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】プロセッサが故障し動作不能または異常動作になっても、他の正常なプロセッサが故障プロセッサをデグレードし初期化動作を完了させ、システムの故障に対する信頼性の向上を図る。【構成】システム・バス6に接続され、CPU1を制御するCPU制御部2内にCPUとシステム・バス間のアクセスを完全に停止させるデグレード・レジスタ3と、初期診断の結果を格納する診断結果レジスタ4を備え、システム・バスを介して他CPUからアクセス可能にする。システム立ち上げ時の初期診断結果を自CPUだけでなく全ての他CPUのレジスタへ書き込み、故障と判断されたCPUは正常なCPUによってデグレード処理が行われる。これにより初期診断時にCPUの故障が検出された場合でも、システムを縮退して立ち上げることが可能となる。
請求項(抜粋):
複数の中央演算処理装置(「CPU」という)と、前記複数のCPUのそれぞれに対応して設けられ前記CPUの制御を行うCPU制御部と、前記複数のCPUにより共有されるメモリと、を備え、前記CPU制御部がシステム・バスを介して結合されるマルチ・プロセッサ・システムにおいて、前記CPU制御部が、少なくとも、前記CPUの初期診断結果を格納するレジスタ(「ITF結果格納レジスタ」という)と、前記システム・バスから自CPUを切り離し制御するための制御レジスタ(「デグレード・レジスタ」という)と、前記システム・バスを介して自CPUから、他のCPUの前記CPU制御部のレジスタに対し一斉に書き込む手段(「ブロードキャスト・ライト」という)と、を備え、前記複数CPUの各々が初期診断終了時に、前記ブロードキャスト・ライトにより自CPUの初期診断結果を他のCPUの前記CPU制御部の前記ITF結果格納レジスタへ格納し、故障したCPUが存在する場合には、正常なCPUが前記故障CPUの前記デグレード・レジスタへの書込みを行い、前記故障CPUをシステム・バスから切り離すように制御することを特徴とするマルチ・プロセッサ・システムにおける故障プロセッサのデグレード方式。
IPC (3件):
G06F 15/16 470
, G06F 11/20 310
, G06F 13/00 301
FI (3件):
G06F 15/16 470 S
, G06F 11/20 310 K
, G06F 13/00 301 M
引用特許:
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