特許
J-GLOBAL ID:200903049213146933
量子情報分散生成方法、その装置およびプログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
草野 卓
, 稲垣 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-188048
公開番号(公開出願番号):特開2004-032520
出願日: 2002年06月27日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】秘密鍵KをShamirの秘密分散方式により分散情報S1 〜SQ に分散させたものをセンタP1 〜PQ に保持させ、複数センタが共同してKの量子情報と同等の量子情報を生成する。【解決手段】各センタはLagrangeの補間公式を用いて、そのSqとS1〜SQ生成時に用いた変数値x1〜xQを用いて、合成用情報YQ(K=Σq=1tYq)を生成し、1番目のセンタでランダム列r[1]をY1を基底として対応ビットを量子状態の1つに符号化して量子情報|φ[1]>を生成し、2番目以後のセンタPq(q=2,...,t)では、ランダム列r[q]とYqとにより、Pq-1よりの|φ[q-]>をユニタリ変換して、ランダム化すると共に、Yqに対応した変換をして|φ[q]>としてPq+1へ送信する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
1つの秘密情報Kが複数の分散情報Sq(q=1,...,Q)に分散され、これら分散情報Sqがそれぞれに秘密に保持されたセンタ装置Pq(q=1,...,Q)中の所定数tが共同処理により、上記秘密情報Kに基づいた量子情報を生成する方法であって、
上記t個のセンタ装置の1つでその装置が保持する分散情報と対応した量子情報|φ[1]>を生成し、
その量子情報を上記t個のセンタ装置の他の1つでその装置が保持する分散情報に基づき、ユニタリ変換を行い、
そのユニタリ変換された量子情報を上記t個中の更に他のセンタ装置でその装置が保持する分散情報に基づき、ユニタリ変換することを次々と行い、
最終のt番目のセンタ装置のユニタリ変換された量子情報を、上記秘密情報Kに基づいた量子情報と同等のものとすることを特徴とする量子情報分散生成方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H04L9/00 631
, H04L9/00 601A
Fターム (7件):
5J104AA05
, 5J104AA16
, 5J104EA02
, 5J104EA04
, 5J104EA13
, 5J104EA31
, 5J104NA01
引用文献:
前のページに戻る