特許
J-GLOBAL ID:200903049214611940
加工性に優れたラミネート鋼板の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-273548
公開番号(公開出願番号):特開平6-099543
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、加工性に優れたポリプロピレン,またはポリエチレンのラミネート鋼板の製造方法を提供する。【構成】 金属との接着層として不飽和カルボン酸もしくはその無水物,またはこれらの誘導体で変成された変成ポリプロピレン層の上に、延伸ポリプロピレン層を持った構造からなる2層ポリプロピレンフィルムを鋼板に熱ラミネートし、金属と2層ポリプロピレンフィルムとの積層物を加熱し、延伸ポリプロピレンの融点より5°C以上高い温度で0.2秒間以上保持した後、少なくとも120°Cから70°Cまで20°C/秒以上の冷却速度で急速冷却する。【効果】 塗装時の有機溶剤の揮散,炭酸ガス発生等を軽減し、加工性,耐食性に優れたラミネート鋼板が得られる。
請求項(抜粋):
表面処理された鋼板の少なくとも片面に、ポリプロピレン樹脂をラミネートしたポリプロピレンラミネート鋼板の製造において、金属との接着層として不飽和カルボン酸もしくはその無水物,またはこれらの誘導体で変成された変成ポリプロピレン層の上に延伸ポリプロピレン層を持った構造からなる2層ポリプロピレンフィルムを、上層の延伸ポリプロピレンの融点以下の温度で鋼板に熱ラミネートした後、この金属と2層ポリプロピレンフィルムとの積層物を加熱し、延伸ポリプロピレンの融点より5°C以上高い温度で0.2秒間以上保持した後、少なくとも120°Cから70°Cまで20°C/秒以上の冷却速度で急速冷却することを特徴とする加工性に優れたラミネート鋼板の製造方法。
IPC (7件):
B32B 15/08 103
, B29C 55/02
, B29C 65/44
, B32B 7/02 102
, B32B 7/12
, B32B 31/24
, B29K 67:00
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