特許
J-GLOBAL ID:200903049215245106

パルス圧縮超音波探傷方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-083835
公開番号(公開出願番号):特開平8-278295
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年10月22日
要約:
【要約】【目的】 FM信号による超音波の送受信を行い、受信信号にパルス圧縮処理を施すパルス圧縮超音波探傷方法において、従来よりも高いSN比と高分解能の得られる方法。【構成】 初回の周波数遷移帯域の下限周波数を0Hz、上限周波数を探触子の公称周波数の2倍以上に設定したFM信号を送信波st(t)として探触子を介して被検体に送受信を行い、その受信信号に対してパルス圧縮処理を施してエコー波形sr(t)を生成し(S1)、次に前記st(t)とsr(t)とから伝送路の周波数特性F(jω)を求め、このF(jω)に基づき前記sr(t)のSN比が最適化されるように、次回のFM信号の周波数範囲f1 〜f2 を決定し(S2)、次にFM信号の周波数遷移帯域を前記f1 〜f2 に変更して(S3)、超音波探傷を行う方法。
請求項(抜粋):
被検体に対して探触子を介して所定パルス幅の周波数変調波による超音波の送受信を行い、その受信信号に対して参照信号を用いてパルス圧縮処理を施した信号によって被検体を探傷するパルス圧縮超音波探傷方法において、初回の周波数遷移帯域の下限周波数を0Hz、上限周波数を前記探触子の公称周波数の2倍以上に設定した周波数変調波を送信波st(t)として探触子を介して被検体に送受信を行い、その受信信号に対してパルス圧縮処理を施してエコー波形sr(t)を生成し、次に、前記送信波st(t)とエコー波形sr(t)とから探触子を含む超音波伝送路の周波数特性F(jω)を求め、次に、前記求めた周波数特性F(jω)に基づき、前記エコー波形sr(t)のSN比が最適化されるように、次回の送信波の周波数遷移帯域を再設定することを特徴とするパルス圧縮超音波計測方法。
IPC (2件):
G01N 29/22 501 ,  G01N 29/10 501
FI (2件):
G01N 29/22 501 ,  G01N 29/10 501

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