特許
J-GLOBAL ID:200903049239312718

トリアジン化合物およびそれを用いる繊維材料の染色または捺染法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 諸石 光▲ひろ▼ (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-326607
公開番号(公開出願番号):特開平5-032907
出願日: 1991年11月13日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 ビルドアップ性等の染色性能および耐光堅牢度、耐湿潤堅牢度に優れた反応染料を提供する。【構成】 下記一般式で示されるトリアジン化合物またはその塩。【化1】Rは水素またはアルキル、R1 は水素またはカルボキシ、スルホ、アルコキシ、ハロゲノ、スルファートもしくはヒドロキシで置換されていてもよいアルキルまたは-Y-SO2 Z3 を表わす。R2 は水素またはアルキル、Aはフェニレンまたはナフチレン、Yは連結基、Z1 、Z3 、Z3 は-CH=CH2 または-CH2 CH2 Z’(Z’はアルカリの作用で脱離する基)、Fは色素母体を表わす。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)【化1】〔式中、Rは水素または置換されていてもよいアルキル基、R1 は水素、またはカルボキシ、スルホ、アルコキシ、ハロゲノ、スルファートもしくはヒドロキシで置換されていてもよいアルキル基または-Y-SO2 Z3 を表わす。R2 は水素または置換されていてもよいアルキル基、Aは置換されていてもよいフェニレンまたはナフチレン基を表わす。Yは下式(1)、(2)または(3)(式中、Wは直鎖状または分枝状のC1 〜C6 アルキレン、W1 およびW2 は互に独立に直鎖状または分枝状のC2 〜C6 アルキレン、R3 は水素、クロロ、ブロモ、フルオロ、ヒドロキシ、スルファート、シアノ、C1 〜C4アルキルカルボニルオキシ、C1 〜C5 アルコキシカルボニル、カルボキシまたはカルバモイル、R4 は水素またはC1 〜C6 アルキル、mおよびnは互に独立に1〜6の数で示される2価基を表わす。Z1 、Z2 およびZ3 は互に独立に-CH=CH2 または-CH2 CH2 Z’を表わし、Z’はアルカリの作用で脱離する基を表わす。Fは遊離酸の形で下記式(4)乃至(19)【化2】(式中、Tは置換基を有していてもよい脂肪族、脂環式又は芳香族の架橋基、m【化3】(式中、D1 は置換基を有していてもよいフェニルまたはナフチル基を表わし、**は前記の意味を有する。)【化4】(式中、R1 は水素、メチル、メトキシまたはスルホ、R2は置換されていてもよいC1 〜C4 アルキルまたはフェニル基を表わし、**は前記の意味を有する。)【化5】(式中、m1 、R2 および**は前記の意味を有する。)【化6】(式中、Bは【化7】D2 は置換されていてもよいフェニルまたはナフチル基を、R3 は水素、C1 〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコキシ基、又はスルホ基を、R4 は水素、ハロゲノ、C1 〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコキシ基、C1 〜C4 アシルアミノ基、C1 〜C4 アルキルスルホニルアミノ基またはウレイド基を表わし、・で示される結合はD2 -N=N-に結合することを意味する。m1 および**は前記の意味を有する。【化8】〔式中、**は前記の意味を有し、D3 は置換されていてもよいフェニルまたはナフチル基、B1 は【化9】(式中、・・で示される結合は-N=N-E-のアゾ基に結合することを、・・・で示される結合は-N=N-B1 -のアゾ基に結合することを意味し、R5 及びR7 は互いに独立に水素、C1 〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコキシ基又はスルホ基を、R6 及びR8 は互いに独立に水素、ハロゲノ、C1 〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコキシ基、C1 〜C4 アシルアミノ基又はウレイド基を表す。)を表わし、L1 は1又は2を表す。〕【化10】(式中、**は前記の意味を有し、R9 は水素、ハロゲノ、C1 〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコキシ基、C1 〜C4 アシルアミノ基又はウレイド基を、R10は水素又はR9 と共に環を形成してもよく、R11は水素、C1 〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコキシ基又はスルホ基を表す。D4 は置換されていてもよいフェニルまたはナフチル基を表す。)D5 -N=N-B2 -N=N-E1 -** (11)〔式中、**は前記の意味を有し、【化11】(式中、△で示される結合は-N=N-E-のアゾ基に結合することを、△△で示される結合は-B2 -N=N-のアゾ基に結合することを意味し、R12およびR14は互に独立に、水素、C1 〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコキシ基、又はスルホ基を、R13およびR15は互いに独立に水素、ハロゲノ、C1 〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコキシ基、C1 〜C4 アシルアミノ基又はウレイド基を示す。)、D5 は置換されていてもよいフェニルまたはナフチル基を表わす。〕【化12】(式中、**は前記の意味を有し、R16は水素、メチルまたはスルホ、D6 は置換されていてもよいフェニルまたはナフチル基を表わす。)【化13】(式中、**は前記の意味を有し、R17はメチル基、カルボキシル基又はC1 〜C4 アルコキシカルボニル基を、R18は水酸基又はアミノ基を、R19は水素、メチル基又はスルホ基を、D7 は置換されていてもよいフェニルまたはナフチル基を表す。)【化14】〔式中、**は前記の意味を有し、B3 は下式【化15】(式中、△△△で示される結合は、アゾ基に接続する結合を、R20は水素、メチル、メトキシまたはスルホを表わす。)で示される基、X1およびX2 は、一方がNH2 基で他方がOH基、D8 は置換されていてもよいフェニルまたはナフチル基を表わす。〕【化16】(式中、**は前記の意味を有し、R21及びR22は一方がスルホ基、他方が水素、メトキシ基又はエトキシ基を表す。D9 は置換されていてもよいフェニルまたはナフチル基を表す。)【化17】(式中、**は前記の意味を有し、R23はメチル基、カルボキシル基またはC1 〜C4 アルコキシカルボニル基を、R24は水酸基又はアミノ基を、R25は水素、メチル基又はスルホ基、D10は置換されていてもよいフェニルまたはナフチル基を表す。)【化18】(式中、**は前記の意味を有し、R27は水素、シアノ基、カルバモイル基、スルホ基、スルホメチル基またはハロゲノを、R28はC1 〜C4 アルキル基を表す。D11は置換されていてもよいフェニルまたはナフチル基を表す。W1 はC2 〜C6 アルキレン基を表す。)【化19】(式中、**は前記の意味を有し、Pcは特に銅フタロシアニン又はニッケルフタロシアニンのフタロシアニン核を表わし、Uは置換又は非置換アミノ基を表わし、V1 は脂肪族、脂環式又は芳香族架橋基を表わし、n1 は0、1又は2、n2 は1、2又は3、n3 は1、2又は3を表わす。但し、2≦n1 +n2 +n3 ≦4、1≦n1 +n2 ≦3である。)【化20】(式中、Mは銅又はニッケルであり、W3 は-O-または-COO-であり、D12及びD13は互いにオルト位の炭素原子で結合している単又は多核のアリーレン基であり、D14は置換されていてもよい脂肪族、脂環式または芳香族炭化水素基れかの基を表わす。〕で示されるトリアジン化合物またはその塩。
IPC (7件):
C09B 62/503 ,  C09B 62/505 ,  C09B 62/51 ,  C09B 62/513 ,  C09B 62/515 ,  D06P 1/384 ,  D06P 3/66
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭63-175074
  • 特開昭63-112660
  • 特開昭63-145368
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