特許
J-GLOBAL ID:200903049242449279

ダクト式空調システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大橋 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-323243
公開番号(公開出願番号):特開平5-157323
出願日: 1991年12月06日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 省エネ、快適性を追及し、耐久性に悪い影響を与えることなく熱媒の循環量をコントロールすると共にコントロール装置の簡略化と小型化を図る。【構成】 熱媒温度検出センサ15により熱媒の温度を検出し、この温度で冷房運転と暖房運転を判定してバルブ10の開度を冷房時に比較して暖房時にはあらかじめ絞る。ステップ制御方式を採用したファンユニット7の総合風量に基づいてバルブ10の開度をその都度制御する。【効果】 バルブ10の開度をモードに合わせて制御することにより、暖房運転時に暖房の過多の問題が生じない。この結果、省エネ的であると共に一定温度の風量が出るので快適であり、ファンユニット7の風量でバルブ10をコントロールするため、コントロール装置の簡略化と耐久性の向上及び小型化を図ることができる。
請求項(抜粋):
a.熱媒が循環する冷温水兼用型コイルを内蔵した一台のコイルユニット内にダクトを経由して外気又は室内空気を導入し、このコイルユニットで冷却又は暖められた空気をダクトを経由して各室内に取り付けられたステップ制御式ファンユニットから吹き出すことにより冷房又は暖房を行うように構成したダクト式空調システムであること、b.前記ファンユニットには風量信号発信器を取り付けたこと、c.メイン配管における熱媒往き管の一部に熱媒温度検出センサを取り付けたこと、d.コイルユニットの入側又は出側にアクチュエータ付のコントロールバルブを挿入したこと、e.前記熱媒温度検出センサから入力される熱媒温度が、あらかじめ設定された暖房温度範囲であるとき、前記アクチュエータに絞りの信号を出力してコントロールバルブの開度を暖房モードに設定し、この設定した状態において冷房温度範囲を検出したときには冷房モードに切り換え、かつ前記風量信号発信器から入力される総合風量値が増加するにつれて前記コイルユニット内を循環する熱媒量を増加させ、総合風量を減少するにつれて熱媒量を減少させるように、前記コントロールバルブのアクチュエータに制御信号を出力するバルブコントローラを設けたこと、f.を特徴とするダクト式空調システム。
IPC (2件):
F24F 11/02 102 ,  F24F 3/00

前のページに戻る