特許
J-GLOBAL ID:200903049242840199

冷却ファン制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-235503
公開番号(公開出願番号):特開平9-076722
出願日: 1995年09月13日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 冷凍サイクルの高圧圧力が所定圧力以上のときに、冷却ファンを駆動して凝縮器へ送風して、この高圧圧力を下げるように構成された冷却ファン制御装置において、室内冷房を十分に行えるようにする。【解決手段】 内気温センサ18、外気温センサ19、日射センサ20、および温度設定器21からの各情報に基づいて、車室内へ吹き出す必要吹出温度TAOをエアコン制御装置15が算出する。そして、冷却ファン制御装置14は、このTAOに基づいて、車室内の急速冷房を行う必要があると判定したときは、冷凍サイクル1の高圧圧力が所定圧力以下であっても、また水温が所定温度以下であっても、第1冷却ファン10および第2冷却ファン11のファンレベルを強制的にHiにする。これによって、凝縮器3への送風が十分行われ、低圧が十分下がるので、車室内冷房が十分に行われる。
請求項(抜粋):
圧縮機(2)、減圧手段(5)および蒸発器(6)とともに冷凍サイクル(1)を構成する凝縮器(3)と、この凝縮器(3)への送風を行う冷却ファン(10)と、この冷却ファン(10)を駆動するファン駆動手段(12)とを備え、前記蒸発器(6)によって室内の冷房が行われるように構成されるとともに、前記冷凍サイクル(1)の高圧圧力が所定圧力以上のときは、前記冷却ファン(10)による送風量が第1送風量となるように前記ファン駆動手段(12)を制御し、前記高圧圧力が前記所定圧力以下のときには、前記冷却ファン(10)による送風量が、前記第1送風量よりも少ない第2送風量となるように前記ファン駆動手段(12)を制御するように構成された冷却ファン制御装置において、空調運転者が室内希望温度を設定する温度設定手段(21)と、室内の温度を検出する室内温度度検出手段(18)と、前記温度設定手段(21)によって設定された希望温度と、前記室内温度検出手段(18)が検出した室内温度との偏差に関連した物理量を算出する物理量算出手段(ステップ202)と、この物理量算出手段(ステップ202)が算出した物理量に基づいて、室内急速冷房を行う必要があるか否かを判定する急速冷房判定手段(ステップ305)と、この急速冷房判定手段(ステップ305)によって前記室内急速冷房を行う必要があると判定されたとき、前記冷却ファン(10)による送風量が前記第1送風量となるように、前記ファン駆動手段(12)を制御するファン制御手段(ステップ306)とを備えることを特徴とする冷却ファン制御装置。
IPC (3件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00 ,  B60K 11/00
FI (3件):
B60H 1/00 101 C ,  B60H 1/00 ,  B60K 11/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭59-093160
  • 特開昭60-078823
  • 特開平3-104732

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