特許
J-GLOBAL ID:200903049262735383
マイクロアレイ用の反応容器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
鈴江 武彦
, 河野 哲
, 村松 貞男
, 風間 鉄也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-343451
公開番号(公開出願番号):特開2005-106739
出願日: 2003年10月01日
公開日(公表日): 2005年04月21日
要約:
【課題】マイクロアレイの核酸プローブと、サンプル中に含まれる標的核酸とのハイブリダイゼーション反応を行うための反応容器において、反応室内の流体の流れを均一にすることにより、ハイブリダイゼーション反応を均一化すること【解決手段】反応室の両端に設けた透孔を通してサンプルおよび反応溶液を含む流体を前記反応室に出し入れするし、導入された流体を前記反応室内で溶液の攪拌・置換および反応を行なう際に、これら透孔から導入された前記流体の流れの広がりを180°未満に限定するように、該透孔を挟んで180°未満の内角をなす流れ限定部材を設ける。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
サンプル中の標的核酸または標的タンパク質を検出するために用いられるマイクロアレイ用の反応容器であって:
プレート状基板表面のスポット領域内に、前記標的核酸または標的タンパク質と特異的に結合する核酸プローブまたはタンパク質プローブを固定したマイクロアレイと;
少なくとも前記スポット領域を含む略長方形の領域取り囲んで、前記マイクロアレイの表面に液密に配置される弾性シーリング部材と;
底面に前記弾性シーリング部材が結合され、前記マイクロアレイの表面との間に前記弾性シーリング部材で限定された反応室を形成する蓋体と;
該蓋体を貫通して、前記反応室の長手方向に対向する両端のうち一方の端部に連通するように設けられた第一の透孔、および前記反応室の他方の端部に設けられた第二の透孔とを具備し、
前記第一および第二の透孔を通して、サンプルおよび反応溶液を含む流体を前記反応室に出し入れすることにより、導入された流体を前記反応室内において攪拌させて反応させ、または液体を置換する際に、前記第一および第二の透孔の少なくとも一方から導入された前記流体の流れの広がりを180°未満に限定するように、前記導入用の透孔について該透孔を挟んで180°未満の内角をなす流れ限定部材を設けたことを特徴とするマイクロアレイ用反応容器。
IPC (3件):
G01N33/53
, G01N35/02
, G01N37/00
FI (5件):
G01N33/53 M
, G01N33/53 D
, G01N35/02 B
, G01N37/00 102
, C12N15/00 F
Fターム (17件):
2G058CC05
, 2G058CC08
, 2G058CC19
, 2G058FA00
, 2G058GA02
, 4B024AA11
, 4B024CA01
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024HA12
, 4B029AA07
, 4B029AA21
, 4B029AA23
, 4B029BB20
, 4B029CC03
, 4B029CC08
, 4B029FA15
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