特許
J-GLOBAL ID:200903049268692872

画像処理方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-072381
公開番号(公開出願番号):特開平9-265531
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 検出対象物であるワークの配置状態である位置や傾き角度等の認識を短い処理時間で行える画像処理の方法やその装置を得る。【解決手段】 第1及び第2の画像データの所定の同心円領域をワーク画像として設定し、この同心円領域のワーク画像を形成する複数の画素を同心円配置に分割して抽出し、この分割された各同心円配置の複数の画素の輝度を同心円の中心角位置の関数として生成し、この各同心円配置の複数の画素の輝度をフーリエ展開したその第1項をその中心角位置と共に算出し、この第1項が最大となる中心角位置を分割された複数の同心の半径の関数として算出し、この関数を第1及び第2の画像データについて比較することにより、検出対象物の配置状態を認識する。
請求項(抜粋):
検出対象物を撮像した第1の画像データと、この検出対象物の予め登録された第2の画像データと、を比較して、前記検出対象物の配置状態を認識する画像処理装置において、前記第1及び第2の画像データの所定の同心形状領域をワーク画像として設定するワーク画像データ登録手段と、このワーク画像データ登録手段が設定した同心形状領域のワーク画像を形成する複数の画素を同心形状配置に分割して抽出し、この分割された各同心形状配置の複数の画素の輝度を同心形状の中心角位置の関数として生成する輝度グラフ生成手段と、この輝度グラフ生成手段が生成した各同心形状配置の複数の画素の輝度の特徴を表わす指標をその中心角位置と共に算出する特性値算出手段と、この特性値算出手段が算出した前記輝度の特徴を与える中心角位置を前記分割された複数の同心形状配置の中心からの距離の関数として算出する中心角位置パターン算出手段とを備え、前記第1及び第2の画像データに対して前記中心角位置パターン算出手段が算出した前記各同心形状配置についての前記輝度の特徴を与える中心角位置と前記分割された複数の同心形状配置の中心からの距離との関係を比較することにより、前記検出対象物の配置状態を認識することを特徴とする画像処理装置。
FI (2件):
G06F 15/70 330 P ,  G06F 15/70 460 A

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