特許
J-GLOBAL ID:200903049273019515
仮想記憶システムにおけるスワツピング制御方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河原 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-182938
公開番号(公開出願番号):特開平5-006309
出願日: 1991年06月27日
公開日(公表日): 1993年01月14日
要約:
【要約】【目的】 仮想記憶システムにおいてスワッピング処理に伴うスワップアウト対象のページをサーチするときのオーバヘッドを抑制する。【構成】 参照手段151は管理簿101および102を参照して主記憶装置103上の使用ページの数とスワップアウト対象のジョブのアドレス空間量とを知り、計算手段152は主記憶装置103上の使用ページの数をもとに第1のページサーチ手段154を使用した場合とスワップアウト対象のジョブのアドレス空間量をもとに第2のページサーチ手段155を使用した場合とのスワップアウト対象ページのサーチに要するオーバヘッドを計算し、判断手段153は計算結果に基づいてオーバヘッドの少ないページサーチ手段を選択し、移送手段156は選択されたページサーチ手段によってサーチされたページ群を一括して主記憶装置103上から補助記憶装置104上に移送する。
請求項(抜粋):
主記憶装置と磁気ディスク装置でなる補助記憶装置とを具備した仮想記憶システムにおいて、主記憶装置上の使用ページの数とジョブ毎のアドレス空間量とを示す管理簿と、主記憶装置上の使用ページのリストをたどってスワップアウト対象のジョブのページをサーチする第1のページサーチ手段と、スワップアウト対象のジョブのアドレス空間のページ管理表をたどって主記憶装置上のページをサーチする第2のページサーチ手段と、ジョブのスワップアウト時に前記管理簿を参照して主記憶装置上の使用ページの数とスワップアウト対象のジョブのアドレス空間量とを知る参照手段と、この参照手段により参照された主記憶装置上の使用ページの数をもとに前記第1のページサーチ手段を使用した場合とスワップアウト対象のジョブのアドレス空間量をもとに前記第2のページサーチ手段を使用した場合とのそれぞれのスワップアウト対象ページのサーチに要するオーバヘッドを計算する計算手段と、この計算手段による計算結果に基づいて前記第1のページサーチ手段を使用した場合と前記第2のページサーチ手段を使用した場合とのそれぞれのオーバヘッドを比較してオーバヘッドの少ないいずれかのページサーチ手段を選択してスワップアウト対象のページをサーチさせる判断手段と、この判断手段により選択されたページサーチ手段によってサーチされたページ群を一括して主記憶装置上から補助記憶装置上に移送する移送手段とを有することを特徴とする仮想記憶システムにおけるスワッピング制御方式。
IPC (2件):
前のページに戻る