特許

J-GLOBAL ID：200903049273368153

ガスタービンの吸気冷却装置および方法

発明者： 野間 毅 ,  朝隈 健介 ,  北川 希代彦 ,  山下 勝也 ,  高柳 幹男 ,  渋谷 幸生 ,  渡邊 裕
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 山下 一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-087763
公開番号（公開出願番号）：特開2000-282895
出願日： 1999年03月30日
公開日（公表日）： 2000年10月10日
要約：

【要約】【課題】蓄えた冷熱を有効に吸気冷却に用いることにより、効率的なガスタービンの吸気冷却システムを提供する。【解決手段】ガスタービン吸気流路内に吸気冷却器20を設置して中に冷却水を通すことにより吸気21を冷却する。冷却水は、中間熱交換器24を介してブラインにより冷却される。ブラインは夜間に冷凍機28により、水を凍結させることにより低温に蓄熱された蓄熱槽27から供給される。この時、吸気冷却器20の下流での吸気21の温度および湿度の信号を演算器31に伝達し、演算器31において処理された信号に基づき、ブライン流量調整バルブ26、補助ブライン流量調整バルブ35、およびブライン循環ポンプ33を制御し、吸気21の冷却量を調整する。

請求項（抜粋）：

冷凍サイクルを運転し製造した氷を冷熱源として蓄えた蓄熱槽と、前記蓄熱槽に蓄えられた冷熱を用いてガスタービン圧縮機の吸気流路にて吸気を冷却する手段とを有することを特徴とするガスタービンの吸気冷却装置。