特許
J-GLOBAL ID:200903049275810139

試薬組成物及びその全血中の網状赤血球の同定と特性表示のための使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 雄造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-350137
公開番号(公開出願番号):特開平6-180315
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】 網赤血球と成熟赤色血液細胞との同定と区別とのための方法を提供する。【構成】 血液試料中の網赤血球を染色するための有機カチオン染料と約6〜9のpHを維持するための緩衝剤溶液とを含む試薬組成物を用いる。その染料は赤色励起可能な螢光染料オキサジン750あるいは青色励起可能な螢光染料アクリジンオレンジまたはアクリジンオレンジ誘導体であってもよい。その試薬組成物に、網赤血球と赤血球との等積的な球形化のために、双性イオン界面活性剤が含まれ、その試薬組成物と全血試料との混合物が流通式細胞測定器のセンシング領域を通過する場合、少くとも1つの角度間隔を通って散乱する光と各細胞による螢光とが測定され、赤血球は網赤血球から区別でき、各網赤血球または赤血球の体積とヘモグロビン濃度とヘモグロビン含有量、および網赤血球と/または赤血球の平均細胞体積と平均小体ヘモグロビン濃度と平均細胞ヘモグロビンとが、測定された細胞1つずつの体積とヘモグロビン濃度とから計算される。
請求項(抜粋):
(a)関心ある亜綱の細胞中のリボ核酸を染色する染料化合物と、約6〜9のpHを維持するための緩衝剤と球形化剤とを包含する水性試薬組成物に血液試料のアリコートを混合して懸濁液を形成する工程、(b)上記工程(a)の懸濁液を、一時に実質的に細胞1つずつ、集束されている光学的照明領域を通す工程、(c)各細胞により散乱された光および螢光を発した光を検出する工程、及び(d)前記の散乱および螢光を発した光に少くとも部分的に基いて、関心ある前記亜綱の細胞を識別する工程、を含んで成る、流通式細胞測定法による、血液試料中の関心ある細胞の亜綱を同定する方法。
IPC (6件):
G01N 33/48 ,  G01N 15/14 ,  G01N 21/27 ,  G01N 21/64 ,  G01N 33/49 ,  G01N 33/72
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭61-079163
  • 特開昭58-006468
  • 特開昭60-210765
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