特許
J-GLOBAL ID:200903049279413835

偏光板用粘着剤組成物および偏光板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-090811
公開番号(公開出願番号):特開平10-279907
出願日: 1997年04月09日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【解決手段】本発明は、アルキル(メタ)アクリレートと、架橋剤に対する官能性を有する重合性モノマー0.5〜20重量%との共重合体でありかつ重量平均分子量が100万以上である高分子量(メタ)アクリル系共重合体100重量部と、重量平均分子量3万以下の低分子量(メタ)アクリル系(共)重合体20〜200重量部と、架橋構造を形成可能な官能基を分子内に少なくとも2個有する多官能性化合物0.005〜5重量部とからなり、低分子量(メタ)アクリル系(共)重合体の官能基/高分子量(メタ)アクリル系共重合体の官能基で表される官能基分配率が0〜15重量%の範囲内にある偏光板用接着剤組成物並びにこの接着剤組成物から形成された接着剤層を有する偏光板である。【効果】本発明によれば、偏光板の寸法変化に追随する接着剤層を形成でき、液晶素子に色むらが発生しない。
請求項(抜粋):
(A) (メタ)アクリル酸エステルから誘導される繰返し単位を主繰返し単位とし、多官能性化合物(C)に対して反応性を有する官能基含有モノマーから誘導される繰返し単位が0.5〜20重量%の量で共重合すると共に重量平均分子量が100万以上の高分子量(メタ)アクリル系共重合体と、該高分子量(メタ)アクリル系共重合体100重量部に対して、(B) 多官能性化合物(C)に対して反応性を有する官能基含有モノマーから誘導される繰返し単位が0〜10重量%の量で重合した重量平均分子量3万以下の低分子量(メタ)アクリル系(共)重合体20〜200重量部と、(C) 上記高分子量(メタ)アクリル系共重合体(A)および/または低分子量(メタ)アクリル系(共)重合体(B)と結合して架橋構造を形成可能な官能基を分子内中に少なくとも2個有する多官能性化合物0.005〜5重量部とからなり、該高分子量(メタ)アクリル系共重合体(A)および低分子量(メタ)アクリル系(共)重合体(B)に共重合している多官能性化合物(C)に対して反応性を有する官能基含有モノマーから誘導される繰返し単位が、次式で表される官能基分配率で高分子量(メタ)アクリル系共重合体(A)および低分子量(メタ)アクリル系(共)重合体(B)に含有されることを特徴とする偏光板用粘着剤;官能基分配率 =[低分子量(メタ)アクリル系共重合体中における多官能性化合物(C)に対して反応性を有する官能基含有モノマーから誘導される繰返し単位のモノマー換算重量/高分子量(メタ)アクリル系共重合体中における多官能性化合物(C)に対して反応性を有する官能基含有モノマーから誘導される繰返し単位のモノマー換算重量]×100=0〜15重量%。
IPC (3件):
C09J133/06 ,  C09J 7/02 ,  G02B 5/30
FI (3件):
C09J133/06 ,  C09J 7/02 Z ,  G02B 5/30

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