特許
J-GLOBAL ID:200903049303001217
液圧テンショナ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高崎 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-189959
公開番号(公開出願番号):特開2001-021011
出願日: 1999年07月05日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 液圧テンショナにおいて、組立てコストを低減させ、通気装置からの空気の流出をスムーズに行わせる。【解決手段】 ハウジング2の穴2a内にスライド自在に挿入された中空のプランジャ3と、プランジャ3を突出方向に付勢するスプリング4と、プランジャ3の内部において先端部31側に一体的に組み込まれたプレッシャーリリーフバルブ組立体5およびエアベントディスク10とを設ける。ディスク形状のエアベントディスク10は、第1,第2の主面10a,10bおよび外周面10cとから構成されており、外径がプランジャ3の内径よりもわずかに小さく、貫通孔15を有している。第1の主面10aには螺旋状の溝13が形成され、第1の主面10aの周縁部にはアール部16が形成されている。溝13の始端13aはアール部16に配置され、終端13bは第1の主面10aの中央に配置されている。
請求項(抜粋):
チェーンに緊張力を作用させるための液圧テンショナであって、一端に開口する穴が形成されたハウジングと、前記穴内にスライド自在に挿入され、開孔が形成された先端部を有するとともに、前記穴との間でチャンバを形成する中空のプランジャと、前記プランジャを突出方向に付勢する付勢部材と、前記プランジャの内部において前記先端部側に配置され、前記付勢部材により前記先端部側に付勢されるとともに、予め設定された特定の圧力状態下で前記チャンバ内からの流体の流出を許容するプレッシャーリリーフバルブ組立体と、前記プランジャの内部において前記先端部側に配置され、前記プレッシャーリリーフバルブ組立体と一体的に設けられる通気装置とを備え、前記通気装置が、対向配置された第1,第2の主面およびこれらの間に配置された外周面とから構成されるディスク形状を有し、前記通気装置の外径が前記プランジャの内径よりもわずかに小さくなっており、前記第1,第2の主面には中央に開口する貫通孔が形成され、前記第1の主面には通気用流路が形成されるとともに、前記通気装置の前記第1の主面の周縁部には、面取り部またはアール部が形成され、前記通気用流路の始端が前記面取り部またはアール部に配置されており、前記通気用流路の終端が前記第1の主面の略中央に配置されている、ことを特徴とする液圧テンショナ。
Fターム (4件):
3J049AA08
, 3J049BB13
, 3J049BB17
, 3J049CA02
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