特許
J-GLOBAL ID:200903049309831629

廃棄物処理装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-183277
公開番号(公開出願番号):特開平8-049822
出願日: 1994年08月04日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 廃棄物を熱分解し、その熱分解生成物を燃焼して生じる熱エネルギを電力に変換して回収する廃棄物処理技術について、従来のスーパーごみ発電技術より発電効率を高め、また、腐食の問題を生じず、低コストである自給的な間接加熱方式による熱分解を実現できる廃棄物処理装置及び方法を提供する。【構成】 燃焼器35は液体燃料などを燃焼し、その燃焼排ガスでガスタービン29を駆動して発電する。ガスタービン29で発電に用いられた後の燃焼排ガスは、熱分解反応器2に設けられた加熱管12に導かれる。これにより、高温の燃焼排ガスと熱分解反応器2とは加熱管12を介して間接的に熱交換され、廃棄物の熱分解の熱源となる。ガスタービン29で発電に用いられた後の燃焼排ガスの一部は、燃焼器55の燃焼用空気として導入してもよい。あるいは、空気予熱器を用いて燃焼器55に導入する燃焼用空気の加熱源としてもよい。
請求項(抜粋):
廃棄物を加熱して熱分解し、低温乾留ガスと主として不揮発性成分から成る熱分解残留物とに分離する熱分解反応器と、前記熱分解残留物から分別したチャーと前記低温乾留ガスとを燃焼する第1の燃焼器と、この燃焼器による燃焼排ガスの熱で蒸気を発生させる廃熱ボイラと、この廃熱ボイラで生成した蒸気で駆動される汽力発電機とを備えている廃棄物処理装置において、発電用のタービンを駆動するための第2の燃焼器と、この第2の燃焼器が排出する前記タービン駆動後の燃焼排ガスを前記熱分解反応器内の廃棄物と間接的に熱交換して前記熱分解反応器の前記加熱源にする熱交換器とを備えていることを特徴とする廃棄物処理装置。
IPC (2件):
F23G 5/027 ZAB ,  F23G 5/46 ZAB
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭50-147174
  • 特開昭62-186018

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