特許
J-GLOBAL ID:200903049318969480

蠕動運動を示す体の管腔のためのステント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-510441
公開番号(公開出願番号):特表平8-502428
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】蠕動運動する器官の管腔の補強のためのステント(100)、および該ステントを形成し、造形しおよび熱処理する方法。好ましくは、ステント(100)は、弛緩した状態から、ループのそれぞれの列がいずれかの側で列に対して軸方向に独立的にシフトするように、選択された重なりループのパターンにニチノールワイヤを編むことによって形成されている。2つの弾性的にシリンダー状のメッシュ層(532,534)、それらの間に挟まれた発泡ポリテトラフルオロエチレンのような半透過性柔順性膜(530)を有してなるステントも示されている。デバイスが実質的に減少した直径で体の中に挿入できるように、ステントのような弾性チューブ状デバイス用のディリバリーシステムの製造方法も示されている。
請求項(抜粋):
管腔の局部収縮が波の様に管腔を下る特質のある蠕動運動に付され、該蠕動運動によって蠕動収縮波の輪郭に適合する量の管腔壁の一時的な局部延長を特徴的に示す選択された体の管腔の選択された領域に、補強を与えるための方法であって、 該管腔に使用するために、フィラメントを編み合わせループに編むことによって形成される管状構造のステントを選択する工程であり、該ループのパターンは、該ループの弛緩状態から、該ループの各列はいずれかの側のニットループの列に対して独立してステントの軸方向にシフトすることができるように選択され、該シフトは該波の輪郭の軸方向の延長に対応する該管腔の部分の長さに対する管腔壁の該特徴的局部延長が、該波の輪郭に遠位または近位の管腔壁の静止部分に係合するループの列の位置を乱すことなくステントの局部延長によって収容されるのに充分な量であり、該シフトは該フィラメントの弾性屈曲によって収容され、該ループの連続する列間の距離はファクター(ε)で延長し、これは収縮の間の該管腔の該部分の最大延長長さ1と静止時の該管腔の該部分の壁の長さsとの比、即ち ε = 1/sである工程; 選択された該ステントを体の管腔に入れる工程; 該ステントを体の管腔の選択された領域に、管腔壁と接触するように配置する工程: これにより、該ステントが、蠕動の際の体の管腔の生理学的運動と共に局部的に延長および短縮することができ、それによって、選択された領域からの移動に抵抗する、ことを含んで成る方法。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-256759
  • 特開平4-256759
  • 特開平4-256759
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