特許
J-GLOBAL ID:200903049331879104

生分解性エマルジョン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細井 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-280339
公開番号(公開出願番号):特開平10-101911
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 牛乳やジュース等の紙パック内面に耐水性被膜を形成するために従来から用いられていたポリスチレンやポリエチレン等の合成樹脂は、土中に埋め立てて処理しても生分解され難いという問題があった。これらの樹脂に代わって生分解性を有する乳酸系ポリマーの有機溶媒溶液を紙等の基材表面に噴霧する等の方法によって耐水性被膜を形成する方法も提案されたが、有機溶媒を用いると作業環境の悪化を来す等の問題があった。一方、乳酸系ポリマーをエマルジョンとして用いると、形成された被膜の耐水性が低下するという問題があった。【解決手段】 本発明の生分解性エマルジョンは、乳酸ポリマーを10〜70重量%と、80重量%以上がアニオン系乳化剤である乳化剤を乳酸ポリマー量に対して5重量%以下含有する生分解性エマルジョンであって、乳酸ポリマーが平均粒径0.05〜10μの微粒状に乳化分散されていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
乳酸ポリマーを10〜70重量%と、80重量%以上がアニオン系乳化剤である乳化剤を乳酸ポリマー量に対して5重量%以下含有する生分解性エマルジョンであって、乳酸ポリマーが平均粒径0.05〜10μの微粒状に乳化分散されていることを特徴とする生分解性エマルジョン組成物。
IPC (3件):
C08L 67/00 ,  C09D167/00 ,  D21H 19/24
FI (3件):
C08L 67/00 ,  C09D167/00 ,  D21H 1/34 J
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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