特許
J-GLOBAL ID:200903049334939108

海洋観測データ伝送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-001090
公開番号(公開出願番号):特開平9-189760
出願日: 1996年01月09日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【課題】 正確な観測データを伝送でき、伝送する観測データを少なくすることができる海洋観測データ伝送方法を提供する。【解決手段】 観測ブイ側において、開始時間と時間幅からなる時間窓内に含まれる時系列パルス群のデータに対してピークを検出を行い、ピークの振幅順に、あらかじめ設定された検出ピーク個数に達するまでピーク抽出を行い、その抽出したピークの振幅及び時間を陸上装置に伝送するようにし、また、陸上装置側において、観測ブイ側から伝送されたピーク列を受信時間順に並び替えたピーク列及び過去の統計データから音線計算により求められたピーク列の表示結果に基づいて設定された開始時間と時間幅からなる時間窓のデータを、観測ブイ側でのピーク検出の時間窓として観測ブイ側に伝送するようにした。
請求項(抜粋):
海洋に設置され海洋中の多重音波伝搬経路を観測する観測ブイと、陸上又は海上を移動する移動体に設置され前記観測ブイにより観測されたデータを解析する陸上装置とを有し、前記観測ブイで観測された海洋中の多重音波伝搬経路に対応して時間軸上で分離したパルス列の振幅及び受信時間の情報を、通信衛星を介して陸上装置に伝送する海洋観測装置の海洋観測データ伝送方法において、前記観測ブイ側では、開始時間と時間幅からなる時間窓内に含まれる時系列パルス群のデータに対してピークを検出を行い、ピークの振幅順に、あらかじめ設定された検出ピーク個数に達するまでピーク抽出を行い、その抽出したピークの振幅及び時間を前記陸上装置に伝送し、前記陸上装置側では、前記観測ブイ側から伝送されたピーク列を受信時間順に並び替えたピーク列及び過去の統計データから音線計算により求められたピーク列の表示結果に基づいて設定された開始時間と時間幅からなる時間窓のデータを、前記観測ブイ側でのピーク検出の時間窓として前記観測ブイ側に伝送することを特徴とする海洋観測データ伝送方法。
IPC (3件):
G01S 7/54 ,  G01W 1/08 ,  B63B 22/00
FI (3件):
G01S 7/54 ,  G01W 1/08 G ,  B63B 22/00 Z

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