特許
J-GLOBAL ID:200903049352456076

船舶船団コントロールシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-150249
公開番号(公開出願番号):特開2003-346299
出願日: 2002年05月24日
公開日(公表日): 2003年12月05日
要約:
【要約】【課題】 船舶の船団に対する合理的な荷役計画を低コスト、迅速且つ容易に策定し得る船舶船団コントロールシステムを提供する。【解決手段】 船団を構成する船舶F,G,Hと陸上管理センターEとの間で行うデータの授受により、各船舶F,G,Hの航行を含む荷役計画をコントロールする場合において、当該荷役計画を策定するに当たり必要な基礎データを記憶しておくデータベース5と、荷役オーダに基づき配船計画を自動的に立案する配船計画システム3と、この配船計画に基づき荷役計画を策定するとともに、策定した荷役計画を総合的に評価してその内容をシミュレートし、その結果、良好であることが確認された荷役計画に関するデータを各船舶F,G,Hに送信する自動荷役計画システム4とを、陸上管理センターEに配置して陸上から船舶F,G,Hを一元的に管理し得るようにした。
請求項(抜粋):
船団を構成する複数の船舶と陸上管理センターとの間で行うデータの授受により、各船舶の配船計画及び荷役計画をコントロールする船舶船団コントロールシステムにおいて、前記陸上管理センターは、各船舶の荷役計画を策定するに当たり必要な各船舶の位置データ等,時々刻々変化するデータ、各船舶の剪断力,曲げモーメント等の属性データ及び例えばどの船舶のどのタンクが空いているか等,各船舶の状態を表すデータ等を記憶しておくデータベースを有するとともに、荷役オーダに基づき、前記データベースに記憶された各船舶のタンクデータ等を参照して前記荷役オーダに対応可能な船舶を選定するために使用する自動タンク割り付け機能を有するとともに、配船に要する距離、時間等から輸送コストを可及的に低減し得るような配船計画を自動的に立案する配船計画システムと、この配船計画システムから提供された配船計画と前記データベースから提供された個船データに基づき、前記荷役オーダの処理を割り当てる船舶の船体姿勢、喫水、強度上に支障が生じないように、荷役計画を策定するとともに、策定した荷役計画に基づく船舶の船体姿勢、喫水、強度、荷役数量等を目標値と比較することにより前記荷役計画を総合的に評価し、この評価が高いものから順にユーザへ提供し、さらにユーザが最終的に前記評価に基づき選択した荷役計画に沿って実際の荷役作業が遂行された場合の船体状況を時系列にシミュレートし、このシミュレートの結果、良好であることが確認された荷役計画に関するデータを該当する各船舶に送信する一方、不具合がある場合には配船計画を修正可能な自動荷役計画システムとを有することを特徴とする船舶船団コントロールシステム。
Fターム (7件):
5H180AA25 ,  5H180BB04 ,  5H180BB05 ,  5H180EE02 ,  5H180FF05 ,  5H180FF13 ,  5H180FF27

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