特許
J-GLOBAL ID:200903049366977575

車輪滑走防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長瀬 成城
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-135188
公開番号(公開出願番号):特開平6-321083
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 先頭台車のブレーキ圧減圧時間を延長することにより、2軸の速度が回復する前に減圧が終了したり、加圧状態に移行することを防止する。【構成】 先頭台車Aの先頭車軸の速度センサ1と、後方台車Bの後尾軸の速度センサ2と、先頭台車のブレーキ圧を制御する第1のブレーキ圧制御手段3、4と、速度センサ1の信号を入力し、減圧、加圧、保持時刻を制御する制御部20と、後方台車のブレーキ圧を制御する第2のブレーキ圧制御手段5、6と、速度センサ2の信号を入力し減圧、加圧、保持時刻を制御する制御部21と、先頭台車Aのブレーキ圧の第1減圧時間TDAと、TDAの終了直前に終了した後方台車Bの減圧時間TDBとを比較する回路と、TDAがTDBより短い場合には、TDA終了にても減圧を終了せずに、先頭台車Aのブレーキ圧減圧時間を所定時間だけ延長する手段とを備える。
請求項(抜粋):
複数の台車を備え、減圧、加圧、保持を繰り返して車輪の滑走を防止する鉄道車両用車輪滑走防止装置において、車両進行方向の先頭台車(A)の先頭車軸の第1の速度センサ1と、後方台車(B)の後尾軸の第2の速度センサ2と、先頭台車の2つの車軸のブレーキ圧を共通的に制御する第1のブレーキ圧制御手段3、4と、第1の速度センサ1の信号を入力し、第1のブレーキ圧制御手段の減圧、加圧、保持時刻を制御する第1の制御部20と、後方台車の2つの車軸のブレーキ圧を共通的に制御する第2のブレーキ圧制御手段5、6と、第2の速度センサ2の信号を入力し第2のブレーキ圧制御手段の減圧、加圧、保持時刻を制御する第2の制御部21と、今回の制御サイクルにおけるブレーキ圧制御時の先頭台車(A)のブレーキ圧の第1減圧時間(TDA)と、前記ブレーキ圧の第1減圧時間(TDA)の終了直前に終了した後方台車(B)のブレーキ圧減圧時間(TDB)とを比較する回路と、先頭台車(A)の前記ブレーキ圧の第1減圧時間(TDA)が後方台車(B)の前記ブレーキ圧減圧時間(TDB)より短い場合には、前記第1の制御部の第1減圧時間終了にても減圧を終了せずに、先頭台車(A)のブレーキ圧減圧時間を所定時間だけ延長する延長手段とを備えたことを特徴とする鉄道車両用車輪滑走防止装置。
IPC (2件):
B60T 8/58 ,  G01P 3/56

前のページに戻る