特許
J-GLOBAL ID:200903049369082595
電力安定化システム、制御装置およびその制御プログラム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-144697
公開番号(公開出願番号):特開2007-318883
出願日: 2006年05月24日
公開日(公表日): 2007年12月06日
要約:
【課題】分散型電源の立ち上がり・立ち下り時の電力変動補償に必要な貯蔵電力量を確保する。【解決手段】電力安定化システム10において、電力貯蔵装置5は電力系統4に対して充放電を行う。有効電力検出部11は風力発電機2の有効電力計測値を検出し、貯蔵電力量検出部14は電力貯蔵装置5の貯蔵電力量を検出する。補償電力演算部12は有効電力計測値の変動成分に基づいて補償電力を演算する。検出された貯蔵電力量に応じて電力貯蔵装置5へ充放電する方向の補償電力補正信号を生成する補償電力補正信号生成部15は、有効電力計測値が分散型電源の出力下限値および出力上限値から所定の範囲内にある場合、それぞれ電力貯蔵装置5から放電する方向にする補正処理および電力貯蔵装置5へ充電する方向にする補正処理を促進させるように、補償電力補正信号を生成する。補償電力補正部16が補償電力と補償電力補正信号に基づいて補償電力を補正する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
分散型電源とともに交流電力系統に接続され、該分散型電源の有効電力変動を抑制するための電力安定化システムであって、
電力を貯蔵し、前記交流電力系統に対して充放電を行う電力貯蔵装置と、
前記分散型電源の有効電力を有効電力計測値として検出する有効電力検出手段と、
前記電力貯蔵装置の貯蔵電力量または該貯蔵電力量に相当する信号を検出する貯蔵電力量検出手段と、
前記有効電力計測値の変動成分に基づいて補償電力を演算する補償電力演算手段と、
前記貯蔵電力量が貯蔵電力量上限値から所定の範囲内にある場合、電力貯蔵装置から放電する方向に補償電力補正信号を生成し、前記貯蔵電力量が貯蔵電力量下限値から所定の範囲内にある場合、電力貯蔵装置へ充電する方向に補償電力補正信号を生成する、補償電力補正信号生成手段と、
前記補償電力と前記補償電力補正信号とに基づいて前記補償電力の補正を行い、補正補償電力を生成する補償電力補正手段と、
前記補正補償電力に応じて電力変換器出力指令を発信する電力変換器制御手段と、
前記電力変換器制御手段から発せられた電力変換器出力指令に応じて、前記電力貯蔵装置と前記交流電力系統との間で充放電電力を相互に変換する電力変換器を備え、
前記補償電力補正信号生成手段は、
有効電力計測値が分散型電源の出力下限値から所定の範囲内にある場合、前記補償電力補正手段における電力貯蔵装置から放電する方向に行う補正処理を促進させるように前記補償電力補正信号を生成し、
および/または、有効電力計測値が分散型電源の出力上限値から所定の範囲内にある場合、前記補償電力補正手段における電力貯蔵装置へ充電する方向に行う補正処理を促進させるように前記補償電力補正信号を生成する
ことを特徴とする電力貯蔵装置を用いた電力安定化システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (11件):
5G066AA02
, 5G066AA04
, 5G066AA06
, 5G066HB08
, 5G066HB09
, 5G066JA03
, 5G066JB02
, 5G066JB03
, 5G066JB04
, 5G066KA01
, 5G066KA12
引用特許:
前のページに戻る