特許
J-GLOBAL ID:200903049372001555
リニアセンサの暗電流雑音補正方法及び暗電流雑音補正回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-340453
公開番号(公開出願番号):特開平10-170338
出願日: 1996年12月06日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 暗電流雑音の温度による変動、又は、暗電流ムラが大きい場合に、該暗電流ムラの温度による変動を考慮して暗電流雑音を正確に補正することができるCCDリニアセンサの暗電流雑音補正方法及び暗電流雑音補正回路を提供する。【解決手段】 時刻t3から時刻t4の期間に出力された電荷即ち転送部133において発生した暗電流雑音に、転送部133で発生する暗電流雑音と光電変換画素部131で発生する暗電流雑音とのレベル差に応じて設定される係数kを乗算し、その結果を、時刻t9から時刻t10の期間に出力された信号から減算する。これにより、暗電流雑音の温度による変動を考慮して、暗電流雑音を正確に補正することができる。
請求項(抜粋):
電荷を蓄積する光電変換画素部と、前記光電変換画素部に蓄積された電荷が移送ゲートを介して移送されると共に該移送された電荷を順次転送する転送部と、前記転送部により順次転送された電荷を出力信号として出力する出力手段とを有するリニアセンサの暗電流雑音補正方法であって、前記光電変換画素部に第1のタイミングで所定時間電荷を蓄積した後、前記光電変換画素部に蓄積された電荷を前記転送部に移送せずに、前記転送部に蓄積された暗電流電荷をライン状の第1の信号として読み出して記憶し、前記光電変換画素部に第2のタイミングで前記所定時間電荷を蓄積した後、前記光電変換画素部に蓄積された電荷を前記転送部に移送して、該転送部に移送された電荷をライン状の第2の信号として読み出し、前記記憶された第1の信号に所定値を乗算し、その乗算結果を前記第2の信号から減算することを特徴とする暗電流雑音補正方法。
IPC (2件):
FI (3件):
G01J 1/44 P
, G01J 1/44 F
, H04N 5/335 R
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