特許
J-GLOBAL ID:200903049379623217

像振れ補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-180005
公開番号(公開出願番号):特開2006-003645
出願日: 2004年06月17日
公開日(公表日): 2006年01月05日
要約:
【課題】HPFに入力する前の角速度信号を取得し、その角速度信号のDCオフセット値が一定値となるように角速度信号を補正する。この補正した角速度信号に基づいて撮影構図変更動作を検出することによって角速度センサのDCオフセット電圧の個体差によるバラツキやドリフト等による変動にかかわらず、パンニングやチルティング等の撮影構図変更動作を的確に判断し、撮影構図変更動作が行われているか否かに応じて適切に像振れ補正の特性を変更することができる像振れ補正装置を提供する。【解決手段】角速度センサ10からHPF12に入力する前の角速度信号から撮影構図変更動作検出用の角速度信号が分岐され、アンプ28の入力端子IN1に入力される。アンプ28の入力端子IN1に入力した角速度信号のDCオフセット値は入力端子IN2に入力されるD/A制御値によって一定となるように補正される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
像を結像する光学系と、前記光学系に加わった振動に応じた振れ信号を出力する振れ検出手段と、前記像を変位させる像変位手段と、前記振れ検出手段により出力された振れ信号の周波数成分のうち低周波領域の信号成分を遮断して該低周波領域以外の周波数領域の信号成分を抽出するフィルタ手段と、該フィルタ手段により抽出された振れ信号に基づいて前記光学系に加わった振動に起因する像振れを打ち消すように前記像変位手段により像を変位させて像振れ補正を行う像振れ補正手段と、を備えた像振れ補正装置において、 前記振れ検出手段により出力され、前記フィルタ手段に入力する前の振れ信号を撮影構図変更動作検出用の振れ信号として取得する振れ信号取得手段と、 前記振れ信号取得手段により取得された振れ信号の所定時間の間における平均値を算出する平均値算出手段と、 前記振れ信号取得手段により取得された振れ信号の直流成分を加減することによって前記平均値算出手段により算出された平均値が所定の一定値となるように前記振れ信号取得手段により取得された振れ信号を補正する補正手段と、 前記補正手段により補正された振れ信号の前記所定の一定値からの変化量に基づいて撮影構図変更動作が行われていることを検出する撮影構図変更動作検出手段と、 前記撮影構図変更動作検出手段により撮影構図変更動作が行われていることが検出された場合には像振れ補正の特性を変更する特性変更手段と、 を備えたことを特徴とする像振れ補正装置。
IPC (2件):
G03B 5/00 ,  H04N 5/232
FI (3件):
G03B5/00 F ,  G03B5/00 J ,  H04N5/232 Z
Fターム (5件):
5C122DA03 ,  5C122EA41 ,  5C122FH05 ,  5C122FH13 ,  5C122HA78
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 像ブレ防止装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-325546   出願人:富士写真光機株式会社
  • 防振用補正レンズの支持構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-297414   出願人:富士写真光機株式会社
  • 特許第3186219号公報

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