特許
J-GLOBAL ID:200903049381325959
ボロンを添加したチタン合金
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-112159
公開番号(公開出願番号):特開2004-277873
出願日: 2003年03月12日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
【課題】チタン合金は比強度、耐食性に優れた金属であり、各種プラントや輸送用機器などに多く使われている。また、優れた生体親和性も有しており、生体材料としても使われるようになってきている。しかしながら、α+β型チタン合金の鋳物は結晶粒が大きく、強度は低い。また、α+β型チタン合金圧延焼鈍材のような難加工材の塑性加工法として超塑性加工法が実用化されているが、本合金圧延焼鈍材の超塑性伸びを向上させることにより、本材料のさらなる用途拡大につながる。【解決方法】α+β型チタン合金インゴット溶解時に適量のボロンを添加することにより、凝固組織は等軸細粒化し、機械的性質(強度)は向上する。このことは、チタンの鋳造において極めて意義のあることである。また、超塑性伸びの向上策として、α+β型チタン合金にボロンを適量添加し、加工、熱処理を行うことにより、α+β型チタン合金は優れた超塑性伸びを示す材料となる。この特性を利用した超塑性加工によって、複雑な形状の部品の塑性加工が容易となり、チタン合金の用途拡大が期待できる。
請求項(抜粋):
ボロンを0.01%及びそれ以上、0.1%及びこれ以下を成分として含む凝固組織を有するα+β型チタン合金
IPC (1件):
FI (1件):
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