特許
J-GLOBAL ID:200903049385994766
破断する必要がないガラス切断方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
青木 篤
, 石田 敬
, 古賀 哲次
, 永坂 友康
, 西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-503405
公開番号(公開出願番号):特表2006-509701
出願日: 2003年05月07日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
本発明は、破断力を必要としないガラス板の切断方法に関する。本発明の方法は、次の工程、すなわち、ガラス板に処理を施して、係数Kが0.05と0.4MPa・m1/2の間であるような二軸分布の応力を生じさせる工程であり、係数Kは、 【数1】によって定義され、ここで、zは厚さ方向の位置であり、σzは位置zにおける本質的に等方的な二軸応力の強さであり、H(σz)は、伸びは正の値で表し、圧縮は負の値で表すという慣習に従って、σzが0より大きい場合は1に等しく、σzが0未満又は0に等しい場合は0に等しいものである工程、そして次に、所望の切断線に沿って10μmより深く、ガラスの伸張した領域に達するサブクラックの線を引く工程、を含む。本発明は、例えば、ガラスを破壊せずに曲率半径の小さな曲線に沿って切断するのに、厚さと同様の幅を有するガラスの帯を切断するのに、又は例えばフラット電界放出スクリーンのスペーサとして使用できるフレーム状のものを切断するのに、使用することができる。
請求項(抜粋):
2つの主面を有するガラス板を含むグレージングユニットを切断する方法であり、破断力を加えることを必要としない方法であって、以下の工程、すなわち、
・該ガラス板に対して、応力を発生させ且つ圧縮状態にある少なくとも1つの領域と伸長状態にある少なくとも1つの領域とを発生させる処理を施す工程であり、該応力の分布は二軸的で、ほぼ等方的で、且つその厚さ方向に自己平衡しており、該応力は、
IPC (4件):
C03B 33/037
, C03C 21/00
, G02F 1/13
, G02F 1/133
FI (4件):
C03B33/037
, C03C21/00 101
, G02F1/13 101
, G02F1/1333 500
Fターム (20件):
2H088FA07
, 2H088HA01
, 2H088MA20
, 2H090JB02
, 2H090JC01
, 2H090JC11
, 4G015FA01
, 4G015FA03
, 4G015FA04
, 4G015FB01
, 4G015FB02
, 4G015FC02
, 4G015FC10
, 4G015FC14
, 4G059AA01
, 4G059AC16
, 4G059HB03
, 4G059HB13
, 4G059HB14
, 4G059HB15
引用特許: