特許
J-GLOBAL ID:200903049392081474

汚泥の消化方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 藤本 昇 ,  薬丸 誠一 ,  中谷 寛昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-182243
公開番号(公開出願番号):特開2005-013878
出願日: 2003年06月26日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】好気的生物処理設備において発生する余剰汚泥の消化に関し、汚泥の嫌気消化レベルを把握できるとともに、十分な条件下で汚泥の消化処理を行なえるように曝気量や汚泥,有機性SSの添加タイミング、或いは温度調節等の運転条件の設定を行うことができ、より処理時間を短くできる消化方法と装置を提供する。【解決手段】汚泥消化槽の深さ方向の寸法の1/3以上の上部に空気流入攪拌手段を設け、該空気流入攪拌手段によって、汚泥消化槽の上部では汚泥を攪拌しつつ好気的に処理を行うとともに前記汚泥消化槽の下部では前記空気流入攪拌手段による攪拌力を作用させずに汚泥を静置させたままの状態で嫌気的に処理を行い、前記好気的に処理する汚泥と嫌気的に処理する汚泥とが混合しないようにして前記汚泥消化槽の汚泥を消化し、且つ嫌気的に処理がなされる前記汚泥消化槽の下部における酸化還元電位を-500mv〜-250mvに制御することを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
活性汚泥法等の好気的生物処理による排水処理設備において発生する汚泥を汚泥消化槽で消化する汚泥の消化方法であって、汚泥消化槽の深さ方向の寸法の1/3 以上の上部に空気流入攪拌手段を設け、該空気流入攪拌手段によって、汚泥消化槽の上部では汚泥を攪拌しつつ好気的に処理を行うとともに前記汚泥消化槽の下部では前記空気流入攪拌手段による攪拌力を作用させずに汚泥を静置させたままの状態で嫌気的に処理を行い、前記好気的に処理する汚泥と嫌気的に処理する汚泥とが混合しないようにして前記汚泥消化槽の汚泥を消化し、且つ嫌気的に処理がなされる前記汚泥消化槽の下部における酸化還元電位を-500mv 〜-250mv に制御することを特徴とする汚泥の消化方法。
IPC (1件):
C02F11/02
FI (1件):
C02F11/02
Fターム (10件):
4D059AA05 ,  4D059AA06 ,  4D059BA03 ,  4D059BA11 ,  4D059BA31 ,  4D059BA52 ,  4D059BA56 ,  4D059CA28 ,  4D059EB06 ,  4D059EB20

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