特許
J-GLOBAL ID:200903049404228751

電流検出器のオフセット自動調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-263293
公開番号(公開出願番号):特開平6-121572
出願日: 1992年10月01日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】 オフセット補正値の補正をモータの運転中も自動的に実行して、サーボモータで発生するトルクの脈動を抑制する。【構成】 運転中温度変化などによってオフセット補正に誤差が生じた場合、トルク・電気角検出手段26において、トルク指令値bと電気角信号fから、トルク指令値bの最大値、および最大値を得たときの第1の電気角と、トルク指令値の最小値、および最小値を得たときの第2の電気角を検出し、さらに判断手段27において、第1の電気角と第2の電気角の角度差によりオフセット補正誤差が発生したかどうかを判断し、もしオフセット補正誤差が発生と判断されれば、補正手段30においてオフセット補正値c1、c2に第1の電気角の値とトルク指令値の最大値と最小値の差に対応したオフセット補正値調整量を加算し更新する。
請求項(抜粋):
オフセット値を有する電流検出器を用いたサーボモータのディジタル制御装置における電流検出器のオフセット自動調整装置であって、サーボモータのトルク指令値と電気角信号を入力とし、電気角1周期の間回転が一方向で回転速度が所定の上限設定値以下であることを検出する回転検出手段と、その回転検出手段の検出時に前記電気角1周期の間のトルク指令値の最大値とその最大値を得たときの第1の電気角と前記電気角1周期の間のトルク指令値の最小値とその最小値を得たときの第2の電気角を検出するトルク・電気角検出手段と、そのトルク・電気角検出手段で検出された第1の電気角と第2の電気角の差が180度であるかどうかを判断する判断手段と、その判断手段で第1の電気角と第2の電気角の差が180度であると判断した場合に、第1の電気角とトルク指令値の最大値と最小値の差に応じて前記電流検出器のオフセット補正値を補正する補正手段とを備えた電流検出器のオフセット自動調整装置。
IPC (2件):
H02P 5/00 ,  G05B 13/02

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