特許
J-GLOBAL ID:200903049406479816
円形容器内面検査方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-319870
公開番号(公開出願番号):特開平9-161056
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】側面に継ぎ目23がある紙コップ等の円形容器21を上から撮像して得た図(A)の多値濃淡画像中の継ぎ目位置を安定に検出し、容器側面の黒汚れ等の欠陥検査の精度を高める。【解決手段】容器中心点Oと同心のリング状のウォールウインドウ30を発生して取出した容器側面の多値濃淡画像を2値化した画像を、図(B)のように垂直方向と水平方向とに走査して、継ぎ目23等に基づく変化点を含む走査線数が多い走査方向(図では垂直方向)の変化点P(PS 〜PE )の座標を抽出し、容器中心点Oと各変化点Pを結ぶ直線とウォールウインドウ内円周30iとの交点Q(QS 〜QE )を得る。この交点Qの座標のうち相互の距離が所定のしきい値内にある交点座標グループの平均座標と容器中心Oとを結ぶ直線の傾き角(継ぎ目角度)θを継ぎ目位置とし、円形容器画像の回転角を正規化する。
請求項(抜粋):
軸対称の円形容器で且つ容器側面部に継ぎ目の存在する容器の上方からこの円形容器の内面側を照明したうえ、TVカメラを介しこの軸方向からこの円形容器の照明面を撮像し、この撮像された画像を解析して前記円形容器の内面の黒汚れ等を検査する円形容器内面検査方法であって、前記撮像の画面走査によって得られる濃淡画像信号のA/D変換信号としての多値濃淡画像信号を前記撮像画面に対応する画面上のデータとして記憶するフレームメモリと、前記容器側面部の継ぎ目部の像が含まれるように円形容器の像と同心にリング型ウインドウパターン(以下ウォールウインドウという)を発生させ、フレームメモリの画像を制限する画像マスク手段とを設け、このフレームメモリのウォールウインドウ領域の画像の水平又は垂直走査によって読出された多値濃淡画像信号を所定のしきい値で2値化して2値化画像信号を生成し、前記の各走査毎の2値化画像信号の変化点座標を記憶し、この各変化点座標と円形容器の中心座標とを結ぶ各直線と前記ウォールウインドウの内円周との交点座標を求め、この各交点座標についての平均座標と円形容器の中心座標とを結ぶ直線の傾き角により継ぎ目の位置を特定し、フレームメモリの円形容器の画像の回転角を正規化することを特徴とする円形容器内面検査方法。
IPC (3件):
G06T 7/00
, G01N 21/88
, G01N 21/90
FI (4件):
G06F 15/70 330 N
, G01N 21/88 B
, G01N 21/90 Z
, G06F 15/62 400
前のページに戻る