特許
J-GLOBAL ID:200903049410236588

超音波プローブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-304852
公開番号(公開出願番号):特開平7-134119
出願日: 1993年11月10日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 音響レンズの内面反射による残響と試料からの反射波が重複し、試料からの反射波が判別不能となるのを防止できる超音波プローブを提供する。【構成】 音響レンズ22の焦点距離をf、開口径をD、開口角をθ、音響レンズ中の音速をCL 、伝搬媒質中の音速をCM とした場合に、圧電素子3から発射された超音波が試料7上で反射し、試料エコーとして圧電素子3によって検知されるまでの時間(2A/CL +2f/CM )が、音響レンズ22の1次の内部エコーEi の時間(2A/CL )と2次の内部エコーの時間(2×2A/CL )との中間となるように音響レンズのレンズ長Lを設定する。超音波プローブ21を試料に近づけても、試料エコーEs が内部エコーEi ,2Ei と重なることを確実に防止することができる。
請求項(抜粋):
超音波を発信し、反射波を受信する超音波振動子と、試料との間に超音波の伝搬媒質を介在させ、前記超音波振動子からの超音波を前記試料に向けて集束させる音響レンズとからなる超音波プローブにおいて、前記音響レンズは、該音響レンズ中を伝搬する超音波の伝搬時間が前記伝搬媒質中の伝搬時間よりも長くなるように所定のレンズ長をもって形成したことを特徴とする超音波プローブ。

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