特許
J-GLOBAL ID:200903049411679521

耐摩耗性に優れた高靭性レール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-089822
公開番号(公開出願番号):特開平10-280098
出願日: 1997年04月08日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 重荷重鉄道の寒冷地用レールに要求される耐摩耗性と靭性を同時に向上させる。【解決手段】 レール軸断面において、頭部コーナー部および頭頂部の該頭部表面を起点として少なくとも深さ20mmの範囲の部分の金属組織が耐摩耗性に優れたHv320以上の高炭素(C:0.85超〜1.20%)パーライト組織を呈し、その他の部分の金属組織が靭性の高いベイナイト組織を呈する二層構造からなることを特徴とする耐摩耗性に優れた高靭性レール。【効果】 本発明レールは、従来レールと比較して耐摩耗性が向上しており、同時に、レール低部(柱部、底部)の耐破壊靭性の改善により、冷温落重特性が大きく向上している。
請求項(抜粋):
レール軸断面において、頭部コーナー部および頭頂部の該頭部表面を起点として少なくとも深さ20mmの範囲の部分が重量%で、C :0.85超〜1.20%、Si:0.10〜1.00%、Mn:0.10〜1.50%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、かつ、その金属組織がパーライト組織を呈し、前記範囲のパーライト組織の硬さがHv320以上であり、その他の部分は重量%で、C :0.05〜0.45%、Si:0.15〜2.00%、Mn:0.50〜3.00%、Cr:0.50〜3.00%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、かつ、その金属組織がベイナイト組織を呈する二層構造からなることを特徴とする耐摩耗性に優れた高靭性レール。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/58 ,  E01B 5/02
FI (4件):
C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/58 ,  E01B 5/02

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