特許
J-GLOBAL ID:200903049428661677

速度差操向式作業機の操向装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-296189
公開番号(公開出願番号):特開平10-138945
出願日: 1996年11月08日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 複数種の旋回状態を選択できるコンバインの操向操作装置を廉価に構成する。【解決手段】 緩旋回クラッチ12とサイドブレーキ28とのどちらかを選択する第1切換弁50と、サイドブレーキ28と逆転クラッチ30とのどちらかを選択する第2切換弁51と、第1切換弁50と第2切換弁51とのどちらかを選択する第3切換弁52と、操向レバー39の左右への無理押し検出スイッチ53とを備え、第3切換弁52が第1旋回モード位置eでは、操向レバー39の倒し込みで緩旋回からブレーキ旋回に変わり、第3切換弁52が第2旋回モード位置fでは、操向レバー39の倒し込みでブレーキ旋回から超信地旋回に変わる制御装置45を備える。
請求項(抜粋):
左右一対の走行装置と、これら走行装置のいずれか一方を他方の駆動速度よりも低い駆動速度で同方向に駆動可能な低速駆動機構と、前記走行装置のいずれか一方に作用可能なサイドブレーキと、前記走行装置のいずれか一方を逆転駆動させる逆転機構とを備え、前記両走行装置のうちの一方を他方よりも低速で同方向に駆動する緩旋回状態と、前記両走行装置のうちの一方を駆動し、他方を制動させるブレーキ旋回状態と、前記両走行装置のうちの一方を正転駆動し、かつ、他方を逆転駆動させる超信地旋回状態とを現出可能に構成してある速度差操向式作業機の操向装置であって、前記緩旋回状態と前記ブレーキ旋回状態とのどちらかの状態を選択する第1切換弁と、前記ブレーキ旋回状態と前記超信地旋回状態とのどちらかの状態を選択する第2切換弁と、中立位置と旋回位置とを備えた単一の操向操作具と、この操向操作具が前記旋回位置から前記中立位置とは反対方向へ加圧操作されたことを検出可能な加圧検出手段を夫々備え、前記操向操作具の前記中立位置から前記旋回位置への操作によって前記緩旋回状態が現出され、かつ、前記加圧操作によって前記第1切換弁が操作されて前記緩旋回状態から前記ブレーキ旋回状態に切換わるように、前記第1切換弁と前記加圧検出手段とを連係する第1旋回モードと、前記操向操作具の前記中立位置から前記旋回位置への操作によって前記ブレーキ旋回状態が現出され、かつ、前記加圧操作によって前記第2切換弁操作されて前記ブレーキ旋回状態から前記超信地旋回状態に切換わるように、前記2切換弁と前記加圧検出手段とを連係する第2旋回モードと、のうちのいずれかを択一的に選択設定可能なモード切換手段を備え、前記モード切換手段を、前記第1切換弁にのみ圧油供給可能な状態と、前記第2切換弁にのみ圧油供給可能な状態とを択一切換え可能な第3切換弁で構成してある速度差操向式作業機の操向装置。

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