特許
J-GLOBAL ID:200903049432433077

光ファイバ増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-231363
公開番号(公開出願番号):特開平9-080492
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【目的】 利得の波長依存性が略線形あるいは略一定である光ファイバ増幅器を提供する。【構成】 利得の波長依存性が上に凸の形状を有する増幅用光ファイバ111と利得の波長依存性が下に凸の形状を有する増幅用光ファイバ112とを縦続接続する。このような利得特性を有する増幅用光ファイバ112は、共添加元素の種類と量を適切なものとして実現する。これらに、励起光源121,131から出力した励起光を、光量調整器122,132で光量調整した後、ファイバ型カプラ123,133を介して励起光を供給する。入力した信号光は、光アイソレータ140、ファイバ型カプラ123、増幅用光ファイバ111および112、ファイバ型カプラ133、並びに、光アイソレータ150を、それぞれの利得特性あるいは透過特性のもとに透過して出力される。これら各部品の特性を総合した光ファイバ増幅器100の総合利得は、波長に対して略線形あるいは略一定の特性を有する。
請求項(抜粋):
第1の波長および第2の波長の間の波長範囲に含まれる波長の信号光と、励起光とを入力し、前記信号光を増幅して出力する光ファイバ増幅器であって、前記波長範囲に含まれる各波長における利得が、前記第1および前記第2の波長それぞれにおける利得に基づいて直線補間計算によって得られる値以上である第1の増幅用光ファイバと、前記第1の増幅用光ファイバに縦続接続され、前記波長範囲に含まれる各波長における利得が、前記第1および前記第2の波長それぞれにおける利得に基づいて直線補間計算によって得られる値以下である第2の増幅用光ファイバと、前記励起光を発生し前記第1および前記第2の増幅用光ファイバに供給するとともに、前記信号光を透過させる励起手段と、を備え、前記波長範囲に含まれる各波長について入力信号光に対する出力信号光の比に基づく総合利得が、波長に対して略線形関係にある、ことを特徴とする光ファイバ増幅器。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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