特許
J-GLOBAL ID:200903049439138178

LCフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-079575
公開番号(公開出願番号):特開平5-283966
出願日: 1992年04月01日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】 導電体と誘電体フィルムを用いて構成されるLCフィルタに於いて、各エレメントをずらしながら積層する必要がなく、積層するだけで入出力端子の接続を可能とする。また、グランド層の端子は同じ位置で接続することができる。あるいは、グランド層の端子も含めて端子を周の外部に取り出してから接続する必要がなく、積層するだけで各端子の接続ができ、製造が容易で自動化を可能にする。【構成】 この発明に係るLCフィルタは、絶縁層を挟んで互いに接続された導体層を両面に持ち、対をなす導電体の入出力端子を接続させるための切り欠き部分を有する導電体を第1、第2の導電体とする。この第1、第2の導電体は、インダクタンスの直列接続ができるような端子の位置構成とし、それぞれ2種類の構成とする。また、第1、第2の導電体の接続端子を接続させるための切り欠き部分を備えた誘電体フィルムを備え、これらを積層して多層LCフィルタを構成する。
請求項(抜粋):
中心部に開口を有する第1及び第2の導電体と誘電体フィルムにより構成されるLCフィルタにおいて、一方の面の入出力端子を始点とする導電体層が絶縁層を挟んでもう一方の面の導電体層に接続されており、はじめの入出力端子の周方向の位置を越えずにもう一方の入出力端子を終点とし、接続される相手側の導電体エレメントの入出力端子の少なくとも一部と重なる位置に切り欠き部分を有する導電体エレメント(a)と、一方の面の入出力端子を始点とする導電体層が絶縁層を挟んでもう一方の面の導電体層に接続されており、はじめの入出力端子の周方向の位置を越えてもう一方の入出力端子を終点とし、接続される相手側の導電体エレメントの入出力端子の少なくとも一部と重なる位置に切り欠き部分を有する導電体エレメント(b)と、上記導電体エレメントの入出力端子の少なくとも一部と重なる位置に切り欠き部分を有する誘電体フィルムにより構成され、上記導電体エレメントによりなる第1及び第2の導電体を上記誘電体フィルムを介して交互に重ね合わせて積層したことを特徴とするLCフィルタ。
IPC (3件):
H03H 7/075 ,  H01F 15/00 ,  H01G 4/40 321
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭61-251017
  • 特開平2-172207
  • 特開平4-111405
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