特許
J-GLOBAL ID:200903049439363414

鋳片表面割れの抑制方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-072265
公開番号(公開出願番号):特開平9-253814
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】鋳片表面割れの抑制方法を提供する。【解決手段】炭素当量Cp が式(1) 、(2) の関係を満たす鋼鋳片を湾曲又は垂直曲げ型の連鋳機を用いて製造する際に、鋳片を鋳型から引抜いた後直ちに行う2次冷却のパターンにおいて、式(3) の鋳片の鋳型通過後経過時間t(min) の範囲内の任意時間帯での冷却水平均水量密度dリットル /(cm<SP>2</SP>・min)が式 (4)で、かつ式(3) のtの範囲内ではdが式 (5)で、それぞれ表される領域を満たすように冷却する方法。Cp =C(%) +Mn(%)/33+Ni(%)/25+Cu(%)/44+N(%)/1.7 ・・(1) 、Cp <0.18・・(2) 、0.5 ≦t<2.5 ・・(3) 、(-0.009 t+0.043)<d・・(4) 、d<(-0.02t+0.11)・・(5)【効果】横ひび割れなどの表面割れを減少又は防止することができる。
請求項(抜粋):
C、Mn、Ni、CuおよびNの各含有量と炭素当量Cp とが下記式(1) および(2)の関係を満たす鋼の鋳片を湾曲型または垂直曲げ型の連続鋳造機を用いて製造する際に、鋳片を鋳型から引き抜いた後直ちに2次冷却を行い、この2次冷却のパターンにおいて、下記式(3) で定める鋳片の鋳型通過後の経過時間t(min) の範囲内の任意の時間帯における冷却水の平均水量密度d(リットル /(cm<SP>2</SP>・min))が、下記式 (4)および(5) で表される領域を満たし、かつ下記式(3) で定める経過時間tの範囲内では平均水量密度dが、下記式 (6)および(7) で表される領域を満たすように冷却することを特徴とする鋳片表面割れの抑制方法。Cp =C(%) +Mn(%)/33+Ni(%)/25+Cu(%)/44+N(%)/1.7 ・・・(1)Cp <0.18 ・・・・・・・・・・・(2)0.5 ≦t<2.5 ・・・・・・・・・・(3)A<d ・・・・・・・・・・・・・(4)A=-0.009 t+0.043 ・・・・・・(5)d<B ・・・・・・・・・・・・・(6)B=-0.02t+0.11 ・・・・・・・(7)ただし、X(%) は、X成分の質量%を表す。
IPC (3件):
B22D 11/16 ,  B22D 11/124 ,  B22D 11/22
FI (3件):
B22D 11/16 Z ,  B22D 11/124 N ,  B22D 11/22 B

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