特許
J-GLOBAL ID:200903049441683299

残ガス排出機構付きのエアゾール式液体噴出容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-211101
公開番号(公開出願番号):特開平9-040045
出願日: 1995年07月26日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 ヘッド押下げタイプのエアゾール式液体噴出容器において、収納液体がなくなった後における、缶本体内の残存ガスを排出する簡易な機構を設けた。【解決手段】 缶本体1上部へ直接に、又は間接に嵌合させるキャップ8の頂壁10下面中央部から係止棒11を垂下し、ステム4から抜出したヘッド6を倒立させて上記係止棒11に嵌合させ、該ヘッド付きキャップ8を缶本体1上部へ嵌合させたとき、ヘッド頂壁の上面がステム4を吐出弁開弁位置まで押下げして缶内残存ガスがステム4から噴出可能とし、又ステム上端面とヘッド上面の一方に残ガス排出用溝12を、又キャップ8の一部に残ガス排出用孔14を、それぞれ穿設した。
請求項(抜粋):
缶本体頂壁中央部を貫通して、上方付勢状態で起立するステム4上端にノズル付きヘッド6を嵌合させ、該ヘッド押下げによりステム下端の吐出弁が開いて缶本体内の液体がノズルから噴出する、エアゾール式液体噴出容器において、上記ヘッド6をステム4から強制抜出し可能に形成すると共に、缶本体1の上部へキャップ8を、直接ないし間接に凹凸の係合手段を介して着脱自在に嵌合させ、かつ該キャップ頂壁10の下面中央部から、上記ヘッドが有するステム嵌合孔部分6a内へかた嵌め可能な外径の係止棒11を垂下し、該係止棒下端面から、該係止棒へはめ替えしたヘッド6の頂壁上面までと、吐出弁開弁位置まで押下げられた状態でのステム4上端面までとの、各距離を等しく設け、かつヘッド頂壁10の上面とステム上端面との少くともいずれかの一方に残ガス排出用溝12を、又キャップ8頂壁の外周部ないし周壁9に残ガス排出用孔14を、それぞれ穿設したことを特徴とする残ガス排出機構付きのエアゾール式液体噴出容器。

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