特許
J-GLOBAL ID:200903049446410312

硫化水素ガスの除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-336792
公開番号(公開出願番号):特開平5-171482
出願日: 1991年12月19日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 H2 Sを含む原ガスをアルカリ吸収液で接触させてH2 Sを除去する方法において、アルカリ吸収液を容易かつ効率的に再生して循環再使用すると共に、H2 Sを硫酸にまで酸化することなく、Sとして効率的に回収する。【構成】 硫化水素ガスを吸収したアルカリ吸収液を電解して再生し、再生液を前記原ガスの硫化水素ガス除去工程に循環使用する。【効果】 H2 SはNaOH等のアルカリ吸収液にS2-として固定される。2NaOH+H2 S→Na2 S+2H2 O このS2-は電気分解により正極にてSとなる。S2-→S+2e- 生成したSは液中で多硫化アルカリの形で溶解する。負極ではH2 が生成する。2H+ +2e- →H2 結果的にNa2 S+2H2 O→2NaOH+S+H2 となって、アルカリ度の再生がなされる。アルカリの補給が不要となる。アルカリ吸収液の一部を引き抜き、酸で中和することにより、固体Sが容易に回収再資源化される。
請求項(抜粋):
硫化水素ガスを含む原ガスをアルカリ吸収液と接触させて硫化水素ガスを除去する方法において、硫化水素ガスを吸収したアルカリ吸収液を電気分解して再生し、再生液を前記原ガスの硫化水素ガス除去処理工程に循環使用することを特徴とする硫化水素ガスの除去方法。
IPC (2件):
C25B 1/00 ,  B01D 53/34 127
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-333585
  • 特開平4-329887
  • 特開平4-362008
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