特許
J-GLOBAL ID:200903049448886888

電波高度計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-170000
公開番号(公開出願番号):特開平5-341034
出願日: 1992年06月05日
公開日(公表日): 1993年12月24日
要約:
【要約】【目的】 飛行体に搭載される電波高度計において、当該飛行体が陸上上空を飛行中か海上上空を飛行中かを識別できる機能を付加し、自動飛行において海上上空を飛行する場合に不要なマージンを含まない低空飛行を実現させる。【構成】 電波ビームの入射角度による散乱係数の変化率が、陸上と海上とで相違することを利用し、放射角度を相違させた電波ビームの受信電力レベルの差で陸上か海上かを自動的に識別する。
請求項(抜粋):
飛行体に搭載され、地表に向けて電波ビームを放射し、反射信号の遅延時間を測定して当該飛行体の飛行高度を得ると共に、得られた高度データでフィードバック制御を行い当該飛行体を設定高度で自動飛行させる電波高度計において、当該飛行体から垂直直下に向けて電波ビームを放射し反射信号を第1の受信電力レベルとして得る手段、この第1の受信電力レベルから当該飛行体の高度による減衰を補正すると共に飛行中の細かな散乱係数の変動を除去して、第1の散乱係数を得る手段、当該飛行体から垂直方向より所定角度傾けて電波ビームを放射し反射信号を第2の受信電力レベルとして得る手段、この第2の受信電力レベルから当該飛行体の高度による減衰を補正すると共に飛行中の細かな散乱係数の変動を除去して、第2の散乱係数を得る手段、上記第1の散乱係数から上記第2の散乱係数を除算して電波ビームの放射角の相違による散乱係数の差を求める手段、電波ビームの入射角度による散乱係数の変化率が、陸上と海上とで相違することを利用し、上記手段により求められた散乱係数の差をしきい値と比較し、しきい値内にあれば当該飛行体は陸上上空を飛行しており、しきい値を超えていれば海上上空を飛行していると判断する手段、を備えたことを特徴とする電波高度計。
IPC (3件):
G01S 13/02 ,  G01S 7/32 ,  G01S 13/04

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