特許
J-GLOBAL ID:200903049449225095

定着装置のニップ圧力設定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-355736
公開番号(公開出願番号):特開平5-173446
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月13日
要約:
【要約】【目的】 加熱ローラに対して加圧ローラを押圧し、両ローラの間に一定の値のニップ圧力を設定可能に構成してなる熱ローラ方式の定着装置において、加圧ローラを支持するスプリングに余分な伸縮作用を付与しないようにする。【構成】 定着装置1は、フレームに支持される加熱ローラ2に対して、加圧ローラアーム5に支持される加圧ローラ3を、スプリングを用いて押圧する機構を用いている。本発明においては、ニップ圧力付与機構10における加圧ローラアーム5とカム装置13により揺動される揺動レバー11との間に、接続レバー部材15とスプリング8とを配置し、カム装置13によりニップ圧力を設定する際に、スプリング8の力のみを用いて行うようにする。また、ニップを解除する場合には、スプリング8は一定の長さにまで縮小され、スプリングに対して余分な張力を負荷させない状態で、加圧ローラ3を離間させる作用を行う。
請求項(抜粋):
少なくとも一方に加熱源を設ける2つのローラを対向して配置し、固定位置に支持される加熱ローラに対して加圧ローラを押圧する手段を設け、両ローラの間に所定の値のニップ圧力を設定し、トナー画像を担持する用紙を通して熱と圧力を加え、定着の作用を行う熱ローラ方式の定着装置において、前記2つのローラのうち、加圧ローラを加熱ローラに向けて付勢するために、前記加圧ローラを支持する部材としてニップ圧力付与機構を配置し、前記ニップ圧力付与機構においては、ニップ解除時にスプリングによる作用を無効にする状態で、加圧ローラを加熱ローラから離間させる機構を構成することを特徴とする定着装置のニップ圧力設定装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-045478

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