特許
J-GLOBAL ID:200903049458275453
レール頭部内疲労き裂の非破壊検査法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-348521
公開番号(公開出願番号):特開平6-201632
出願日: 1992年12月28日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 レール踏面からのき裂進展深さを定量的に検出する方法、またさらに1次き裂からの横裂性き裂の存在、またその1次き裂の進展長さも合わせて検出する。【構成】 定電流電源に接続された電流入出力端子を、レール頭部表面(踏面)上のき裂検索位置を介して離隔配置し、その間で電位差計測装置に接続された電位差計測端子をレール長手方向に定置するかまたは移動して、レール頭部踏面またはその近くに発生した疲労き裂が、レール内部に進展し、その途中から下方向に分岐し進展する横裂性疲労き裂近傍の電位差あるいは電位差分布を測定し、その測定結果とレールの特性値から、特定の式に基づいて、横裂性き裂の存在する疲労き裂を特定し、かつこのき裂のレール長手方向長さ、またレール内部へ進展した横裂性き裂を含めた疲労き裂のレール踏面からの垂直深さを測定する。
請求項(抜粋):
定電流電源に接続された電流入出力端子を、レール頭部表面(踏面)上のき裂検索位置を介して離隔配置し、その間で電位差計測装置に接続された電位差計測端子をレール長手方向に定置するかまたは移動して、レール頭部踏面またはその近くに発生した疲労き裂が、レール内部に進展し、かつその途中から下方向に分岐し進展する横裂性疲労き裂近傍の電位差あるいは電位差分布を測定し、その測定結果とレールの特性値から、次なる式ΔV・t/ρ・I-ΔX/h=α(L2 /h)2ΔV:電位差 t:レール頭部幅 ρ:抵抗率 I:電流値ΔX:測定間隔 h:レール有効高さ α:形状因子L2 :レール表面(踏面)よりのき裂深さに基づいて、横裂性き裂の存在する疲労き裂を特定し、かつこのき裂のレール長手方向長さ、またレール内部へ進展した横裂性き裂を含めた疲労き裂のレール踏面からの垂直深さを測定することを特徴とするレール頭部内疲労き裂の非破壊検査法。
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