特許

J-GLOBAL ID：200903049464352109

塩素含有量の少ない微粒子酸化チタン粉末及びその製造法

発明者： 田中 淳 ,  新井 正一 ,  植吉 義範
出願人/特許権者： 昭和電工株式会社
代理人 (1件)： 矢口 平
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-054986
公開番号（公開出願番号）：特開平10-251021
出願日： 1997年03月10日
公開日（公表日）： 1998年09月22日
要約：

【要約】【課題】 BaTiO3 等の誘電体の製造原料として好適な塩素含有量の少ない微粒子酸化チタン粉末を提供すること。【解決手段】 気相法による微粒子酸化チタン粉末であってBET法で測定した粉末の比表面積をα(m2 /g)、塩素含有量をX(ppm)とした場合、そのXがX=35E0.02αなる関係式で示される数値より低いことを特徴とする。酸化チタン粉末の製造法の発明は、四塩化チタンを酸素又は水蒸気、或いはこれらの混合気体を用いて高温酸化することにより粗酸化チタン粉末を製造する第1工程と、該粉末を円筒形回転式加熱炉中で好ましくは水蒸気を吹込み、転動させながら脱塩素を行なう第2工程とからなる。

請求項（抜粋）：

BET法で測定した粉末の比表面積をα(m2 /g)、塩素含有量をX(ppm)とした場合、その塩素含有量XがX=35E0.02αなる関係式で示される数値より低いことを特徴とする気相法によって得られた塩素含有量の少ない微粒子酸化チタン粉末。

IPC (2件)：

C01G 23/04 ,  C01G 23/07

FI (2件)：

C01G 23/04 B ,  C01G 23/07

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特公昭48-013832
  
• 特開昭59-184710