特許
J-GLOBAL ID:200903049464893100

多灯用放電灯点灯装置および照明装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-081524
公開番号(公開出願番号):特開平10-284268
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 各インバータ装置の点灯周波数の周波数差に起因して唸り音が生じてしまうような構成下において、その唸り音を無視し得る程度に抑えて使用者に不快感を与えないようにする。【解決手段】 低歪回路104,204,304を入力側に有するインバータ回路103,203,303により構成される複合型のインバータ装置102,202,302をランプ電力の異なる放電ランプ101,201,301毎に個別に備え、インバータ装置102,202,302が電源入力回路1を共用することにより、各インバータ回路103,203,303の点灯周波数の周波数差に起因して唸り音を生ずる構成下でも、各インバータ回路103,203,303の点灯周波数同士の周波数差を3kHz以下または5kHz以上となるように設定することで、人間の聴力の最も感度のよい4kHz±1kHzの範囲内の唸り音の発生を避け、人間には聞こえにくくした。
請求項(抜粋):
低周波の交流電源電圧を全波整流する整流回路を有する電源入力回路と;入力される直流電圧を高周波でスイッチングする少なくとも1つの主スイッチング素子を有して放電ランプに高周波電圧を供給するインバータ回路と、低周波電圧に対して平滑作用を示さない容量の第1のコンデンサとこの第1のコンデンサよりも電源入力回路側に接続されて第1のコンデンサより容量の大きな第2のコンデンサとこれらの第1のコンデンサと第2のコンデンサとの間に接続されてインバータ回路が入力側に回生する無効電力に基づく高周波電流により第1のコンデンサ側のカソードがスイッチング動作する整流ダイオードと第1のコンデンサに並列に接続された平滑コンデンサおよびチョーク素子の直列回路とを含みインバータ回路の前段に接続された低歪回路と、を有して、ランプ電力の異なる放電ランプ毎に個別に設けられて電源入力回路を共用する複数の複合型のインバータ装置と;を備え、各インバータ回路における点灯周波数同士の周波数差が3kHz以下または5kHz以上となるように各々のインバータ回路の回路定数が設定されている;ことを特徴とする多灯用放電灯点灯装置。
IPC (2件):
H05B 41/24 ,  H02M 7/48
FI (3件):
H05B 41/24 B ,  H05B 41/24 R ,  H02M 7/48

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