特許
J-GLOBAL ID:200903049469942559

液体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343444
公開番号(公開出願番号):特開平10-184767
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】各部材の接合面の寸法精度や平面度のばらつきを吸収でき、シール性の向上を図り得る液体封入式防振装置を提供する。【解決手段】有底筒状の第1取付金具1と、第1取付金具1の内側に同軸的に配置された第2取付金具2と、第1取付金具1と第2取付金具2との間に配設されテーパ状筒部31を有する中間筒金具3と、中間筒金具3と第2取付金具2との間に介在する略筒状のゴム弾性体4と、第1取付金具1及び第2取付金具2に保持されゴム弾性体4との間に液体封入室50を形成するダイヤフラム5と、中間筒金具3のテーパ状筒部31に圧入により装着されて液体封入室50を主液室51と副液室52とに仕切りオリフィス通路61を有する仕切部材6とからなり、中間筒金具3のテーパ状筒部31の傾斜角度αを、テーパ状筒部31に圧入される仕切部材6の圧入面の傾斜角度βよりも小さく設定する。
請求項(抜粋):
有底筒状の第1取付金具と、該第1取付金具の内側に開口側より挿入されて同軸的に配置された第2取付金具と、前記第1取付金具と前記第2取付金具との間に配設され軸方向の一端から他端に向かって次第に径大となるテーパ状筒部を有する中間筒金具と、該中間筒金具と前記第2取付金具との間に介在し両者を一体的に連結する略筒状のゴム弾性体と、前記第1取付金具に外周縁部を保持されるとともに前記第2取付金具に内周縁部を保持され前記ゴム弾性体との間に液体封入室を形成するダイヤフラムと、前記中間筒金具の前記テーパ状筒部に圧入により装着されて前記液体封入室を主液室と副液室とに仕切るとともに前記主液室と前記副液室とを連通するオリフィス通路を有する仕切部材と、を備え、前記中間筒金具の前記テーパ状筒部の傾斜角度は、前記テーパ状筒部に圧入される前記仕切部材の圧入面の傾斜角度よりも小さく設定されていることを特徴とする液体封入式防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/06 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 620 U ,  B60K 5/12 F

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