特許
J-GLOBAL ID:200903049473728847

ACモータ用電機子鉄心及び固定子鉄心

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 泰比古 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-304875
公開番号(公開出願番号):特開平11-122851
出願日: 1997年10月20日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 コイルと積層コア等の間に十分な絶縁距離を確保したACモータ用電機子鉄心及び固定子鉄心を、少ない工数で製造する。【解決手段】 シャフト3に圧入される積層コア2の両端部分の所定範囲を、中心部分の薄肉鋼板11よりも小径の薄肉鋼板21を積層することによって小径部20とし、静電粉体塗装法により、各薄肉鋼板11,21及びシャフト3の露出面に粉末状の絶縁塗料を付着させた後に、小径の薄肉鋼板21の外周面21aに塗料が残存する様にコア中心部10の外周面に付着した絶縁塗料を掻き落とした上で、塗料の焼き付けを行う。コイル4と積層コア2との間には、小径の薄肉鋼板21の表面に形成された絶縁性皮膜31により、(X+Y)の絶縁距離が確保される。固定子鉄心についても積層コアの両端部を外形形状の小さい第2の薄肉鋼板によって形成し、電機子鉄心と同様にして絶縁距離を確保する。
請求項(抜粋):
放射状に複数のスロットを備える薄肉鋼板を積層してなる積層コアを、電機子鉄心として必要な直径の第1の薄肉鋼板を積層したコア中心部と、該コア中心部の両端に前記第1の薄肉鋼板より小径の第2の薄肉鋼板を積層した小径部とによって形成し、該積層コアをシャフトに嵌合すると共に、前記小径部における薄肉鋼板の端面及び外周面と、前記積層コア全体のスロットの内面と、前記積層コアの両端から所定範囲のシャフトの表面とを、絶縁塗料によって被覆したことを特徴とするACモータ用電機子鉄心。
IPC (2件):
H02K 1/26 ,  H02K 1/04
FI (2件):
H02K 1/26 Z ,  H02K 1/04 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-303031

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