特許
J-GLOBAL ID:200903049474261420

リチウムイオン二次電池及び正極活物質前駆体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-335113
公開番号(公開出願番号):特開平9-293512
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 放電容量が向上し、また安全性、コストパフォーマンスが優れたリチウムイオン二次電池を提供すること。【解決手段】 正極、負極および非水電解質、そしてそれらを密封状態で収容している容器からなるリチウムイオン二次電池であって、該正極が、該容器内において電気化学的にリチウムイオンが挿入されて、リチウムイオン含量が高められた、化学組成分としてリチウム以外の金属(例、遷移金属)のイオンを含んでいるマンガン酸化物を主成分とする正極活物質前駆体から電気化学的にリチウムイオンを放出させた正極活物質を含むものであり、そして該負極が、金属酸化物を主成分とする負極活物質前駆体に、該正極活物質前駆体から放出されたリチウムイオンが挿入されて形成された負極活物質を含むものであるリチウムイオン二次電池、およびそのリチウムイオン二次電池の製造に利用される電池前駆体。
請求項(抜粋):
正極、負極および非水電解質、そしてそれらを密封状態で収容している容器からなるリチウムイオン二次電池であって、該正極が、該容器内において電気化学的にリチウムイオンが挿入されて、リチウムイオン含量が高められた下記組成式(I):Li<SB>1+X</SB> Mn<SB>2-a</SB> M<SB>a/c</SB> O<SB>4+b</SB> (I)[但し、Mは、LiとMn以外の金属のカチオンを表し;x、a、及びbは、それぞれ0.3<x<1.2、0<a≦1.0、及び0≦b<0.4を満足する数値であり;そしてcは、1乃至4の数である]で表わされるリチウムマンガン複合金属酸化物を主成分とする正極活物質前駆体から電気化学的にリチウムイオンを放出させた下記組成式(II):Li<SB>y</SB> Mn<SB>2-a</SB> M<SB>a/c</SB> O<SB>4+b</SB> (II)[但し、M、a、b、及びcは、上記と同じ意味を表し、そしてyは、0<y≦1.0を満足する数値である]で表わされる正極活物質を含むものであり、そして該負極が、金属酸化物を主成分とする負極活物質前駆体に、該正極活物質前駆体から放出されたリチウムイオンが挿入されて形成された負極活物質を含むものであることを特徴とするリチウムイオン二次電池。
IPC (4件):
H01M 4/58 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/04 ,  H01M 10/40
FI (4件):
H01M 4/58 ,  H01M 4/02 C ,  H01M 4/04 A ,  H01M 10/40 Z

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