特許
J-GLOBAL ID:200903049477384565

熱式流速センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤島 洋一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-304366
公開番号(公開出願番号):特開平8-136309
出願日: 1994年11月14日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 低消費電力かつ連続的測定が可能な熱式流速センサを得る。【構成】 定電流回路61は、スイッチング信号63によりオンオフするスイッチ62を介し、それぞれ気体流の上流、下流側に配置されたセンサ抵抗41,42に定電流を間欠供給する。このとき、差動増幅器53の出力が流速検出に必要な最低限レベル以上になるようにセンサ抵抗器41,42の必要最小発熱量を確保する。スイッチング信号63のデューティ比は、この必要最小放熱量の確保に十分な値に設定する。また、間欠供給の周期は、センサ抵抗器41,42の熱時定数の2倍以下とする。流量ゼロの場合、センサ抵抗41,42の抵抗値は等しく、ブリッジ回路50は平衡し差動増幅器53の出力はゼロとなる。流量が増大すると、センサ抵抗42は温度が上昇しセンサ抵抗41の温度は下降するため、両抵抗値に差が生じてブリッジ回路50の平衡が破れ、差動増幅器53の出力は増大する。
請求項(抜粋):
通電されることによって発熱すると共に温度に応じて抵抗値が変化する測温用抵抗器を有し、この測温用抵抗器から放出された熱の流体による移動によって生じた測温用抵抗器の抵抗値の変化に基づいて、流体の流速に応じた検知信号を出力するセンサ回路と、前記測温用抵抗器に対して、流速を認識可能な最低限の検知信号を前記センサ回路から出力させるのに必要な最低限の熱量の移動が生じるように間欠的な発熱用電流を供給すると共に、検知信号の出力に必要な測定用電流を供給する電流供給手段とを備えたことを特徴とする熱式流速センサ。
IPC (3件):
G01F 1/68 ,  G01F 1/20 ,  G01P 5/10
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-259527
  • 特開平4-058111
  • 特表平4-505211
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