特許
J-GLOBAL ID:200903049483689858
反響抑圧装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-109419
公開番号(公開出願番号):特開平5-284066
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】ディジタル移動通信方式の移動機などで用いられるディジタル信号の符号形式を変換する音声コーデックを含む回線系の反響信号を抑圧する反響抑圧装置において、エコーキャンセラのADFのタップ数を削減するとともに、エコーパスを模擬するまでの時間を短縮する。【構成】音声コーデック23はマイクロホン11への音声入力に従う64kb/sPCM符号化音声信号を11.2kb/s高能率符号化音声信号(VSELP)に変換し、無線部24からのVSELPをPCM信号に逆変換しスピーカ17への出力信号とする。遅延回路21は音声コーデック23への入力PCM信号をその符号形式変換・逆変換処理時間分だけ遅らせて回線系エコーキャンセラ22の参照信号とする。回線系エコーキャンセラ22は無線部24と2線4線変換部51との間の回線で生じる反響信号を抑圧する。
請求項(抜粋):
受信側回線からの受信信号中の送信側回線に出力した送信信号による回線系反響信号を抑圧する反響抑圧装置において、ディジタルの送信信号を第1の符号形式から第2の符号形式に変換し前記送信側回線への送信信号とし、前記受信側回線からのディジタルの受信信号を前記第2の符号形式から前記第1の符号形式に逆変換するディジタル・ディジタル変換手段と、前記ディジタル・ディジタル変換手段に入力される前記第1の符号形式の送信信号を前記ディジタル・ディジタル変換手段の符号形式変換及び逆変換処理時間分だけ遅らせて分岐出力する遅延手段と、適応ディジタルフィルタと加算器とを有し、前記遅延手段の出力を参照信号として前記ディジタル・ディジタル変換手段から出力される前記第1の符号形式の受信信号の回線系反響信号を抑圧する回線系エコーキャンセル手段とを備えることを特徴とする反響抑圧装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭62-166696
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特開昭63-073724
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特開平3-109828
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