特許
J-GLOBAL ID:200903049484009664
チタン基炭窒化物合金の焼結体とその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-181650
公開番号(公開出願番号):特開平5-221725
出願日: 1992年06月17日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 切削工具材に有利なタフネスの向上したサーメット物品を提供する。【構成】 大気圧以上の圧力におけるN<SB>2 </SB>及び/或いはNH<SB>3 </SB>、さらにCH<SB>4 </SB>,CO及びCO<SB>2 </SB>の少くとも1種のガス雰囲気で、焼結の後に1100-1350°Cで1-25時間熱処理し、それによりサーメット物品の耐摩耗性表面部のミクロ組織をタフネスが向上するように改変する。得られたサーメット物品である、チタン基炭窒化物合金の焼結体は5-25%のバインダ相とその中に存在する主として炭窒化物の硬質構成分を含んで成り、当該硬質構成分がTiの他にZr,Hf,V,Nb,Ta,Cr,Mo及び/或いはWの1種以上の金属を含有する。この焼結体は富Ti-N立方晶相を含有する<50μm厚の表面層Aを具備した少くとも1外表面部を有し、当該表面層Aの下には<100μm厚の富バインダ相領域Bを具備する。
請求項(抜粋):
5-25%のバインダ相とその中に存在する主として炭窒化物の硬質構成分を含んで成り、当該硬質構成分がTiの他にZr,Hf,V,Nb,Ta,Cr,Mo及び/或いはWの1種以上の金属を含有し、当該バインダ相がコバルト及び/或いはニッケルに基づくものである、斯ゝるチタン基炭窒化物合金の焼結体において、焼結体は富Ti-N立方晶相を含有する<50μm厚の表面層Aを具備した少くとも1外表面部を有し、当該表面層Aの下には<100μm厚の富バインダ相領域Bを具備し、当該領域Bではバインダ相含有量はその最大値(M)が焼結体内部Dの同含有量の>1.2倍まで増大しており、該領域Bの下には<250μm厚の貧バインダ相領域Cを具備し、当該領域Cではバインダ相含有量はその最低値が焼結体内部Dの同含有量の<0.9倍であることを特徴とするチタン基炭窒化物合金の焼結体。
IPC (4件):
C04B 35/56 301
, B23B 27/14
, C04B 35/64
, C04B 41/87
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭58-120434
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特開昭58-117851
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特開昭58-110654
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