特許
J-GLOBAL ID:200903049489924549

ブロック共重合体組成物及びその成形品

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-342366
公開番号(公開出願番号):特開2001-158847
出願日: 1999年12月01日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 常温条件下のみならず高温条件下においても良好な柔軟性を発揮するブロック共重合体組成物【解決手段】 (a)と(b)からなり、以下の条件(1)〜(6)を満足するブロック共重合体組成物。(1)(a)はビニル芳香族化合物重合体とオレフィン重合体とを有する直鎖状のブロック共重合体。(2)(b)は金属原子間が酸素原子を介して結合してなる架橋構造を有する高分子化合物。(3)(b)の全金属原子基準でのケイ素原子含有率は20モル%以上。(4)(a)及び(b)の含有重量をWa及びWbで表わす場合、Wa/(Wa+Wb)の値は0.750〜0.999の範囲内。(5)(a)と(b)とは完全相溶、共連続構造、または海島構造、を形成し、海成分が(a)からなり、200nm以下の粒子状の共連続構造物からなる。(6)500°Cでの焼成法により得られた多孔性物質の平均細孔径は50nm以下。
請求項(抜粋):
有機高分子化合物(a)と金属酸化物(b)からなる組成物であって、(1)該有機高分子化合物(a)が、ビニル芳香族化合物重合体ブロック(i)とオレフィン重合体ブロック(ii)とを有する直鎖状のブロック共重合体であり、(2)該金属酸化物(b)が、金属原子間が酸素原子を介して結合してなる架橋構造を有する高分子化合物であり、(3)該金属酸化物(b)について、全金属原子基準におけるケイ素原子の含有率が20モル%以上であり、(4)該有機高分子化合物(a)及び該金属酸化物(b)の含有量を重量基準においてそれぞれWa及びWbで表わす場合、Wa/(Wa+Wb)の値が0.750〜0.999の範囲内であり、(5)(イ)該有機高分子化合物(a)と該金属酸化物(b)とが完全相溶しているか、(ロ)該有機高分子化合物(a)からなる相と該金属酸化物(b)からなる相とが共連続構造を形成しているか、又は(ハ)該有機高分子化合物(a)からなる相と該金属酸化物(b)からなる相とが海島構造を形成し、かつ海成分が該有機高分子化合物(a)からなり、島成分が該金属酸化物(b)からなる相中に該有機高分子化合物(a)からなる相が入り込んだ形態を有する平均粒子径が200nm以下である粒子状の共連続構造物からなる形態を有しており、かつ、(6)500°Cでの焼成法により得られた多孔性物質についてBET法で求めた平均細孔径が50nm以下である、ことを特徴とするブロック共重合体組成物。
IPC (3件):
C08L 53/00 ,  C08K 5/057 ,  C08L 23:00
FI (3件):
C08L 53/00 ,  C08K 5/057 ,  C08L 23:00
Fターム (22件):
4J002AE052 ,  4J002BB002 ,  4J002BB021 ,  4J002BB111 ,  4J002BB161 ,  4J002BC041 ,  4J002BC081 ,  4J002BC091 ,  4J002BC111 ,  4J002BC131 ,  4J002BP011 ,  4J002BP031 ,  4J002EC076 ,  4J002EX026 ,  4J002EX036 ,  4J002EX076 ,  4J002FD010 ,  4J002FD020 ,  4J002FD022 ,  4J002FD340 ,  4J002GJ02 ,  4J002GN00

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