特許
J-GLOBAL ID:200903049492275802

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-268192
公開番号(公開出願番号):特開平6-087303
出願日: 1992年09月09日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】偏平タイヤにおいて、氷上制動性、耐ワンダリング性、耐横すべり性及び耐偏摩耗性をともに向上する。【構成】トレッド縁Eの外方に規制された角度で傾く小斜面部12を形成し、この小斜面部12とトレッド縁E近傍のショルダー領域SHとに周方向にのびる小斜面縦副溝15、ショルダー縦副溝16を形成し、しかもこれらの縦副溝15、16はその溝深さを中央部から開口端に向かって深さを減じるよう形成している。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部を通りビード部のビードコアの周りを折返すカーカスと、トレッド部の内部かつ前記カーカスのタイヤ半径方向外側に配されるベルト層とを具えるとともに、タイヤの偏平率が55%以上かつ75%以下であり、トレッド面に周方向にのびる縦溝と該縦溝と交差しかつトレッド縁にのびる横溝とからなる主溝を設けたブロックパターン又はリブブロックパターンの空気入りタイヤであって、正規リムにリム組みし正規内圧と正規最大荷重とを加えた正規状態において、トレッド端縁間のタイヤ軸方向の距離であるトレッド巾をタイヤ最大巾の80%以上とし、しかも前記正規状態において、該タイヤが路面と接地する接地領域のタイヤ軸方向の長さである接地巾が前記トレッド巾と略同長であり、前記トレッド端縁からタイヤ軸方向外方に向かってタイヤ半径方向内方に傾きかつ略直線状にのびバットレス面に連なる傾斜する小斜面を有し、該小斜面のタイヤ赤道面に対する傾きを40度以上かつ50度以下、小斜面部のタイヤ軸方向の面長さを前記トレッド巾の5〜10%とし、前記小斜面部と前記トレッド端縁から前記トレッド巾の0.015倍の距離をタイヤ赤道側に隔てる外側点と、該トレッド端縁からトレッド巾の0.05倍の距離をタイヤ赤道側に隔てる内側点との間のショルダー領域とに、周方向にのびかつ横溝で開口する小斜面縦副溝及びショルダー縦副溝をそれぞれ設けるとともに、前記小斜面縦副溝及びショルダー縦副溝は、その溝深さが中央部から前記開口端に向かって深さが減ずることを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (2件):
B60C 11/01 ,  B60C 11/04

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