特許
J-GLOBAL ID:200903049492652622
車両用空調装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-193084
公開番号(公開出願番号):特開平8-058347
出願日: 1994年08月17日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 車室内の左右に位置する第1空調ゾーンおよび第2空調ゾーンの温度を独立に制御する車両用空調装置において、各空調ゾーンの設定温度差に基づいて各空調ゾーンの目標吹出温度を補正し、さらにこの補正量を、そのときの被空調対象の主体部位を考慮して可変するようにする。【構成】 蒸発器を通過する直前の空気温度に応じて第1および第2係数(M(Dr),M(Pa))を変え、さらにこの第1および第2係数に基づいて第1および第2目標吹出温度(TAO(Dr),TAO(Pa))を求める。これによって外気温度、すなわち吹出モードを考慮して上記両目標吹出温度を補正することができる。
請求項(抜粋):
車室内の左右に位置する第1空調ゾーンおよび第2空調ゾーンを備える車両に適用され、前記第1および第2空調ゾーンに対応した第1および第2設定温度と、前記両空調ゾーンの熱負荷と、前記両設定温度の差とに基づいて、前記両空調ゾーンへ吹き出す空気の第1および第2目標吹出温度を第1および第2目標吹出温度算出手段が算出し、前記両空調ゾーンに対応して形成された各フェイス吹出口および各フット吹出口から前記両空調ゾーンへ吹き出す空気の温度を前記第1および第2目標吹出温度となるように制御することによって、前記両空調ゾーンの温度を独立に制御するように構成された車両用空調装置において、外気を前記各フェイス吹出口および各フット吹出口に導く空気通路と、この空気通路内に設けられ、この空気通路内の空気を冷却または加熱する熱交換器と、前記熱交換器を通過する前の前記空気通路内の空気温度を検出する熱交換器前温度検出手段と、この熱交換器前温度検出手段が検出する空気温度に応じて、前記両設定温度の差に乗ずる第1および第2係数を算出する第1および第2係数算出手段とを備え、前記第1目標吹出温度算出手段が、前記第1設定温度、前記熱負荷、および前記両設定温度の差に前記第1係数を乗じた値に基づいて、前記第1目標吹出温度を算出し、前記第2目標吹出温度算出手段が、前記第2設定温度、前記熱負荷、および前記両設定温度の差に前記第2係数を乗じた値に基づいて、前記第2目標吹出温度を算出するように構成されたことを特徴とする車両用空調装置。
前のページに戻る